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【21歳/非保育系男子学生の挑戦!】梅くんの病児保育実習~2日目~

2013.09.11

【21歳/非保育系男子学生の挑戦!】梅くんの病児保育実習~2日目~

ume130910

今日のお預かりは8人でした。

昨日の反省を生かして、今日は周りの子の様子やスタッフの様子も観察できることを目標に保育に入りました。

 

 

病児保育は異年齢保育

午前中の遊びは主に戦隊モノの合体するロボットのおもちゃ。2歳、3歳、5歳の男の子がいて、それぞれの指先の発達過程を見ることができました。同じロボットのおもちゃを使うにしても、子どもによってどこまで自分で組み立てることができるか、ということが全く異なります。

なるべく自分で組み立てるという意志を尊重しながら、助けを求めてきたときには手助けをしてあげることを心がけました。

同じおもちゃで子ども同士が遊んでいると、どんなことが起きると思いますか?

そう、おもちゃの取り合いですね。

体調が悪いとはいえ、子どもの「遊びたい」という気持ちには 変わりはありません。こんなとき、どう声を掛けて良いか、私には分かりませんでした。子どもに優しく接することは心がけ1つで何とかできますが、どの程度子どもに理屈をもって叱ってよいのか、ということはとても難しいことです。

特に病児保育の現場では、異年齢保育が当たり前です。すると当然年上の子が年下の子からおもちゃを取り上げてしまうこともあります。こうしたときにどのようにして年上の子に関わればよいか、ということも問われるのですね。

 

 

スタッフの方々から学んだこと

午睡の時間には、スタッフの方から病児保育に関するレクチャーを受けました。そこで学んだことはおおまかに言って以下のようなことです。

 

◎発達過程の把握
病気にかかっているとはいえ、病児保育室で過ごす一日は、その子にとっては連続した毎日の中の一日です。そのため、保育にあたる大人たちは、普段の生活との連続性を踏まえ、その子の発達を考えながら保育をしなくてはなりません。

発達の過程によって、 援助の仕方や声掛けの仕方は変わってきます。病児保育の最も特徴的な点は、毎日同じ子をお預かりするのではなく、その日「一日」のみであるという点です。そこを忘れてはいけません。

 

◎子どもの病状の把握
「病状(看護)のことが分からなければきめ細やかな保育はできない」

こんな言葉をいただきました。

病児保育は、当たり前のことではありますが「病気の知識を持って保育をする」ことです。私が実習させていただいている施設の保育目標にも、「一人ひとりの子どもが、病状や年齢に応じてのびやかに主体的に遊びながら楽しい一日を過ごす」とあります。

病児保育では、子どもの「体調」と「遊びたいという気持ち」のバランスをとることがとても重要です。そのためには病気に関する基本的な知識を押えた上で、目の前の子どもの病気の状態をしっかりと観察し遊びを展開していく能力が求められます。

 

◎綿密な保育看護計画
病児保育に限らず、保育における最大の目的は子どもの「最善の利益」の実現です。

そこから保育の目標が立ち、さらに一人ひとりの年齢・発達段階・病気の状態・精神状態・経験(保育や病児保育室の経験)などを考慮しながらその日一日の保育看護計画を、身体面と精神面との2つの柱から立てなくてはなりません。

保育の目標や目的が常に頭の中に描けていることはもちろんのこと、その日一日の保育看護計画は、朝の保護者からの引き継ぎのわずか10分足らずの時間に頭の中で組み立て、それを他のスタッフに共有しなくてはなりません。

スタッフの方々の普段の動きは何気ないものですが、これほどまでに入念に考えられているものなのです。そしてその計画を実践し、振り返り、改善していくことで初めて質の高い病児保育が実現されるのです。

何となくケアをしていても一日は終わってしまう。でもそれは子どもの最善の利益を実現することにはならない」というスタッフの方の言葉がとても心に響きました。

上記のようなことを踏まえ、これまでの実習を振り返ってみると、いくつかのことに気が付きました。

一つは、子どもの状態に合わせたスタッフ間の連携です。
「○○さん、昼寝までこの子に付き添ってあげてくれる?わたしが細かな業務はやっておくから」といった風な、ぐったりとして泣きじゃくる子への臨機応変の対応や、個々の子どもの熱の感じ、咳の感じ、ゼコゼコなどを絶えず情報交換していることなどに気が付きました。

もう一つは、自分は、子どもの病状までには気が回っていなかったということです。
目の前の子どもと打ち解けることばかりを考えていて、その子の状態を考慮した保育はできていませんでした。本来ならば、スタッフの方が記入した一人ひとりの情報シートをしっかりと読み、それを頭に入れた上で保育をしなくてはならないにも関わらず、そこまでには至っていませんでした。

 

これらのことを踏まえて午後の保育をしていると、午前は言葉を積極的に発し笑顔で遊んでいた子が、午後になるとあまり言葉を発せずに、大人しくなってしまいました。「これは病状が悪化したのかな?」と思っていると、スタッフの方も同じことを感じたらしく、体温を計ってみるとなんと39.6℃もありました。

「ああ、こういった観察を心がけて、子どもの病状の変化を見逃さずにケアすることが病児保育なんだな。」ということを初めて身を持って感じることができました。

 

今日は、病児保育の意義について改めて考えたり、また、その難しさ、奥深さを実感する一日となりました。明日以降は、「病状」と「発達の状態」をより一層考えながら保育にあたれるよう頑張りたいと思います。

 

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