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【隔離が必要な病気・ヘルパンギーナの特徴とケアポイント】第9回資格認定試験のポイントと解説①(「代表的な子どもの病気」より)

2017.08.09

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第9回認定試験では、「代表的な子どもの病気」から”隔離が必要な病気”および”ヘルパンギーナの特徴・ケアポイント”を出題しました。

【出題箇所】
●認定病児保育スペシャリストweb講座
講義9前半部分

●認定病児保育スペシャリスト試験公式テキスト
第8章「代表的な子どもの病気」(68~73ページ)

 

試験課題

【設問1&設問2】
(制限時間:1分以内に回答用紙に記入、記入後1分以内で発表  ※合計2分以内)

病児保育でよくお預かりのある、次の10の病気の中から「隔離が必要な病気」を選び、回答用紙に記入してください。
・水痘
・食中毒
・流行性耳下腺炎
・クループ(急性喉頭炎)
・ウイルス性胃腸炎
・気管支炎
・流行性角結膜炎
・インフルエンザ
・上気道炎
・手足口病

設問1で記入した内容を読み上げてください。
【設問3&設問4】
(制限時間:3分以内に回答用紙に記入、記入後3分以内で発表  ※合計6分以内)

(状況設定)
あなたは病児保育室で勤務する保育者です。
今日は以下の子どものお預かりがあります。
【花子ちゃん・・・1歳】
・ヘルパンギーナの診断

花子ちゃんの保育にあたり、次の①,②について回答用紙に記入してください。
① その病気の特徴は何か
② その病気のケアポイントは何か

設問3で記入した内容を読み上げてください。回答は①→②の順に読み上げてください。

 

合格の基準

この課題では、下記の3点について判定を行いました。

●病児保育でよくお預かりのある病気について、感染予防の観点から、隔離の必要があるか・否かを正しく判断できるか
●病気(ヘルパンギーナ)の特徴を理解しているか
●病気(ヘルパンギーナ)の子どもを保育する際に、そのケアポイントを理解しているか

 

ポイント解説

【設問1&設問2】
この設問では、病児保育でよくお預かりのある10の病名を挙げ、その中から隔離が必要な病気=感染する病気を正しく答えられるかを問いました。

ものものしい感じを受ける「隔離」という言葉。
病児保育ではごく一般的な用語で、主に感染防止のために行われます。
施設型と訪問型、保育場所によって病児保育のタイプは大きく2つに分けられますが、訪問型病児保育ではもともと保育者と子どもが1対1の関係となっています。
子どもの「隔離」が必要となるのは、複数の子どもが利用する施設型病児保育の場合です。
「隔離」が必要な病気に感染した子どもは「隔離室」(安静室など、施設によって名称が異なる場合があります)での保育となります。

多くの病児保育施設では定員を設けて利用予約を受け付けており、保護者から聞き取った内容をもとに隔離室での保育の必要の有無を判断していますが、予約後、実際の利用までに子どもの症状が変わることがあります。利用時になって初めて隔離が必要である病気が判明することもあるのです(当初は”上気道炎(風邪)”と思って予約したが、利用時点で”溶連菌感染症”であることが分かった等)。
病児保育に関わる保育者である以上、病児保育で扱う病気について、隔離の必要性の有無を即時に判断できることが必要であると私たちは考えます。

※病児保育施設によっては、隔離の有無について独自の方針・ルールを設けている施設もあります。本試験の採点においては、web講座および公式テキストで「隔離の必要あり」と定めている病気を正答としています。

 

 

【設問3&設問4】
この設問では、夏に流行する感染症の1つである「ヘルパンギーナ」について、その病気の特徴と保育を行う際のケアポイントを問いました。

「ヘルパンギーナ」は、同時期に流行する「手足口病」と症状が似ている点があり、混同しやすい病気です。実際の試験でも、手足口病の特徴を答えてしまう受験生が少なくありませんでした。
また、ウイルスによる感染のため、隔離が必要な病気ですが、隔離の必要性に言及できた受験生は多くありませんでした。

実際に保育を行う上では、ヘルパンギーナの特徴をふまえ、子どもに必要なケアを行えるかが特に重要であり、採点でもここを重視しました。

 

模範解答

【設問1&設問2】
隔離が必要な病気は、
『水痘』
『流行性耳下腺炎 』
『クループ(急性喉頭炎) 』
『ウイルス性胃腸炎』
『流行性角結膜炎』
『インフルエンザ』
『手足口病』
の7つです。

 

【設問3&設問4】
1:(ヘルパンギーナの)病気の特徴は・・・
ウイルスによる感染のため、隔離が必要です。

上あごの粘膜や喉の奥に水疱・発疹ができ、扁桃腺の周囲が赤くなることもあります。
39℃~40℃の高熱をともないます。

喉に痛みを伴うことが多く、つばを飲み込むのが難しくなるため、よだれが多くなったり、嘔吐しやすくなることもあります。また、痛みのため子どもが飲食を嫌がる場合もあります。

2:(ヘルパンギーナの)ケアポイントは・・・
脱水に気をつけて水分を十分に与えるようにします。
食べ飲みを嫌がることが多いので、食事はゼリーやそうめんなど、のどごしがよく食べやすいものを与えます。
また、感染予防のため、便の取り扱い時は使い捨て手袋を用いて処理を行います。

 

最後に

病児保育の基本とも言える「隔離の必要性」「特定の病気の特徴・ケアポイント」を扱った設問でしたが、意外にも、”理解できている方”と”そうでない方”で大きく点差が開く結果となりました。認定試験に臨まれる際は、過去問題を中心に学びながらも、こうした基本の部分もしっかりと復習していただければと思います。

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