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【嘔吐時のケア】第9回資格認定試験のポイントと解説②(「基礎的な看病の方法」より)

2017.08.29

第9回認定試験 第2問では、「基礎的な看病の方法」から”嘔吐の対応”を出題しました。

【出題箇所】
●認定病児保育スペシャリストweb講座
講義9前半部分、講義10後半部分

●認定病児保育スペシャリスト試験公式テキスト
第8章「代表的な子どもの病気」(69ページ)、第9章「基礎的な看病の方法」(85ページ)

 

試験課題

【設定】
病児保育室で3歳男児のタカシくんをお預かりしています。
○ウイルス性胃腸炎でお預かり
○1度目の嘔吐が10時
○昼食後、絵本を読んでいる最中に2度目の嘔吐
○現在、タカシくんの服は吐物で汚れている状態

【設問1&設問2】
(制限時間:2分以内に回答用紙に記入、記入後2分以内で発表)

(設問1)設定された状況から親御さんに引き継ぐまで、あなたが保育者として取るべき対応をすべて回答用紙に記入してください。ただし、この設問では他の子どもへの対応は考慮しないものとします。
(設問2)記入した内容を読み上げてください。

 

合格の基準

この課題では、下記の2点について判定を行いました。
・嘔吐時の子どもに対して適切なケアを実践できる
・保護者に発生時の状況を説明できるよう保育記録に記入できる

 

ポイント解説

本設問では、吐物の処理方法ではなく、嘔吐した子どものケアと親御さんに発生時の状況を報告するために必要な手順を採点基準としました。

嘔吐は病児保育において頻繁に発生します。本設問で出題したウイルス性胃腸炎に限らず、様々な病気で”ウイルス(病原体)を体外に排出しようとする反応”が嘔吐として表れます。それゆえ、嘔吐があったときに慌てることなく、正しいケア・対応を行えるよう正しい対応を身につけておく必要があります。

設問では「他の子どもへの対応は考慮しないものとする」と設定していますので、「他の子を別の部屋に移動させます」といった回答は加点していません。

水分補給についても、さらなる吐き気を誘発する恐れがありますので時間を空けながら少しずつ与える必要があります。「間隔を空けること」「少しずつの量を水分補給する」の2つとも回答できることで正答としています。

 

模範解答例

・まず、嘔吐が起こった時間を確認します。
・その後、嘔吐物の色や量を観察します。
・タカシくんの口の中に残留物が残っていないか確認し、残っていたらガーゼ等で取り除きます。
・タカシくんは3歳なので、うがいができるようであればうがいもさせます。
・タカシくんの汚れた服をきれいな服に着替えさせます。
・10時に続いての嘔吐のため、また嘔吐があるかもしれませんので横向きに寝かせます。あるいは上半身を起こした方がタカシくんが吐きやすく楽なようでしたら、上半身を起こすことも検討します。
・吐物で汚れた服と嘔吐物を処理します。次亜塩素酸ナトリウムを使って消毒します。
・タカシくんは嘔吐が続いているため、脱水しやすい状況です。スプーンやスポイトを使い、30分・1時間など時間を空けて少しずつ水分を補給していきます。
・嘔吐の状況や観察したことを記録します。

 

次回は、第3問で出題した「乳児の心肺蘇生」について解説します。

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