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【解熱剤を使う時のチェックポイント】第5回資格認定試験のポイントと解説①(基礎的な看病の仕方について理解する)

2015.08.12

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第5回 認定病児保育スペシャリスト認定試験では「解熱剤を使う時のチェックポイント」について出題しました。

一般的に38.5℃以上の発熱がある場合を想定して処方される解熱剤。
認定病児保育スペシャリスト資格取得web講座では「病児保育では38.5℃以上の発熱に加え、解熱剤を使う時のチェックポイント(状況)がある」と考えています。

試験では発熱の意味とあわせて38.5℃以上の発熱だけで解熱剤の使用を判断しない方がよい理由、解熱剤を使う時のチェックポイント(状況)を口頭試問しました。

【参考:公式テキスト第9章「基礎的な看病の方法」(82ページ)】

 

試験課題

 (設問1&設問2)
「38.5度以上の熱」が一般的な解熱剤使用の目安になっていますが、熱の状況だけで使用すべきではありません。なぜむやみに使用しないほうがよいのか、回答用紙に記入してください。
(制限時間:1分以内に回答用紙に記入、記入後1分以内で発表  ※合計2分以内)

(設問3&設問4)
どのような状況であれば解熱剤を使ったほうがよいのか、回答用紙に記入してください。
(制限時間:3分以内に回答用紙に記入、記入後1分以内で発表  ※合計4分以内)

 

合格の基準

この設問では、下記の3点について判定を行いました。

  • ・発熱の意味を正しく理解できている
  • ・38.5℃以上の発熱だけで解熱剤の使用を判断すべきではない根拠を述べられる
  • ・解熱剤を使用したほうがよいチェックポイント(状況)について、説明できる

 

ポイント解説

この設問の採点基準です。

(設問1&設問2)
体温が上がるとウイルスや細菌の活動が鈍くなり、それらの増殖を抑制することができます。
一方で体内の白血球の働きが活発になり、免疫機能が高まります。
そのため発熱はウイルスや細菌に対する体の抵抗力が増す「体の自然な反応」、すなわち自己防衛反応といえます。

認定病児保育スペシャリスト資格取得web講座では、病児保育中に体の自然な反応を解熱剤で下げることは、むやみには避けたほうがよいと考えています。

また、解熱剤は対処薬であって、なるべく親御さんに使ってもらうのがベストとも考えています。病児保育中にまず大切なことは、保育者がお子さんの様子をしっかり観察することです。もちろん設問3、設問4にあるような、解熱剤を使用したほうがよい状況(チェックポイント)では、親御さんに連絡して了承を得た上で解熱剤を使用することもあります。

 

(設問3&設問4)
お子さんの様子をみて、38.5℃以上の発熱以外にも状況が悪い場合では、解熱剤の使用を検討します。
例えば「苦しそうにしている時」、「飲めない時(水分補給ができない時)」、「食べられない時」「機嫌が悪い時、ぐずりがひどい時」、「眠れない時」です。

中耳炎は耳の痛みを伴いますが、解熱剤には痛み止めの効果もあります。耳の痛みをはじめとする「痛みを訴えた時」に痛みを軽減するために解熱剤を使用することもあります。

お子さんの熱が高くても機嫌がよく、飲食に問題がないような場面では、解熱剤を使用する前にまずはクーリング(体の表面近くを走っている血管を冷やして体温を下げること)を行ってみましょう。

 

模範解答例

試験の設定に基づき、順に手順を確認していきましょう。

(設問1&設問2)
発熱は体の自然な反応のため、解熱剤を使って熱を下げてしまうことはお子さんの体にとって負担となります。
また、38.5℃以上の発熱でも、お子さんの機嫌がよく、飲食ができるようであれば、解熱剤を使う必要はないからです。

(設問3&設問4)
子どもが苦しそうにしている時、食べたり、飲んだりすることができない時、機嫌が悪く、ぐずりがひどい時、眠れないような時は解熱剤を使用したほうがよいです。

 

病児保育利用の際は、解熱剤について事前に利用先の施設に確認を!

病児保育中の解熱剤の利用は預け先によって、さまざまです。
施設型の病児保育では、解熱剤を必ず持参する施設、解熱剤を使用する可能性のあるお子さんは利用できない施設など、施設によって対応が異なります。利用を考えている方は利用先の施設に事前にご確認いただくとよいでしょう。

 

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