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【乳児の気道異物除去~背部叩打法~】第5回資格認定試験のポイントと解説③(「心肺蘇生法・気道異物の除去」より)

2015.10.14

第5回認定試験では、乳児の気道異物除去の技法である「背部叩打法」(はいぶこうだほう)の手順について出題しました。

気道がとても細い乳児期は、ほんのちょっとのことが命取りとなります。病児保育中のリスクとして誰もがすばやく状況を理解し、適切な対応を行うことが求められます。わたしたち日本病児保育協会では、「気道異物の除去」を重要なものと位置づけ、第3回認定試験でも出題しています。

背部叩打法

試験課題

(設問1)

乳児の窒息解除には「背部叩打法]と「胸部圧迫法」ふたつの手技を用いますが、このうち「背部叩打法」の手順を回答用紙に記入して下さい。記入が終わったら「終わりました」と告げて下さい。

(設問2)

設問1で記入した手順を読み上げながら、マネキンを使って、何の動作をするのかを口頭で説明(実況)しながら実際にその動作を行ってください。同じ動作を複数回行う場合には、その動作を何回実施するのかも正確に実況してください。
※動作は椅子に着席したまま、身体の前面、胸のあたりで、試験官に見えやすい位置で行って下さい

▼実況の例

「子どもの名前をよび右の肩を3回たたきます」と言い ←実況
マネキンに向かって呼びかけ肩を3回たたく動作をする ←実際の動作

(制限時間:1以内に回答用紙に記入、記入後1分以内で発表  ※合計2分以内)

 

合格の基準

この試験課題では、下記2点について判定を行いました。

◯「背部叩打法」がどのような技法か理解しているか

◯「背部叩打法」を正確に実施できるか

 

ポイント解説

この課題の採点基準です。乳児に対する気道異物の除去(窒息解除)の技法には、「背部叩打法」と「胸部圧迫(突き上げ)法」を行います。どちらの方法を先に実施してもよいのですが、1つの方法を終える都度に口の中を確認し、取れなかった場合はもう1つの方法を実施します。

異物が除去できるまで2つの方法を交互に繰り返し行います。

今回の試験課題では「背部叩打法」の手順についてのみ、説明・ロールプレイをしていただきました。

ロールプレイには乳児マネキンを使用しました。

 

模範解答例

背部叩打法の手順を説明します。

まず、マネキンをうつぶせにします。
そしてマネキンのあごをしっかり押さえて、自分の「腕」または「ひざ」の上にのせます。
この時、頭が体よりも低くなるように位置を保ちます。
背中の真ん中あたり・肩甲骨のあたり手のひらの付け根で、5回強く叩きます。
異物が出てきているか口の中を確認し、出てきていなければ胸部圧迫法を実施します。

※背部叩打法と胸部圧迫(突き上げ)法を交互に実施することに言及した場合、加点しました。

 

下線部分が背部叩打法の重要なポイントです。判定にあたっても、これらの項目をチェックしました。気道異物除去の動画は認定病児保育スペシャリスト資格取得web講座にてご覧いただけます。受講生の方は、【講義13 心肺蘇生法・気道異物の除去】をあわせてご確認ください。

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