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【これを見ておけば大丈夫!】夏に大流行の手足口病とは!?

2018.05.30

3分でわかる認定病児保育スペシャリスト

夏かぜトリオとも言える、「手足口病」「ヘルパンギーナ」「咽頭結膜熱(プール熱)」。
当協会の資格web講座でも、「代表的な子どもの病気」として取り上げています。

今回はその中でも「手足口病」の現状と予防法、そしてケアまで解説します。

「ボツボツがいつものアセモと違うな!もしかして手足口病かな?」と思ったそこのあなた。

「手足口病なんてよく聞く病気だし、子どもの病気で大したことないんじゃないの?」だなんて、油断してる場合ではありません!

後述しますが、手足口病の原因となるウイルスは1種類ではないので、子どもの時に罹患していたとしても、大人になってから再び罹患することもあります。また、98年の台湾では、手足口病で急性脳炎を併発した小児が78人死亡したというデータもあり、決してあなどれない病気です。

というわけで、子どもを預かる保育者のみなさん、そしてすべての保護者の方々、必見の情報です!

 

※手足口病以外にも、子どもの代表的な感染症など病児保育に関する情報を豊富に掲載しているので、ぜひご覧になってください!

 

~この記事の目次~
☆手足口病の現状
☆手足口病の症状

☆手足口病の原因ウイルス
☆手足口病の感染経路
☆手足口病の感染期間
☆手足口病のケア

 

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――

手足口病の画像

手足口病 写真
写真出典:大阪府立公衆衛生研究所 大阪府感染症情報センター

 

手足口病の現状

定点医療機関当たり患者報告数(東京都感染症情報センター 2018.5.24現在)

定点医療機関当たり患者報告数(東京都感染症情報センター 2018.5.24現在)

東京都感染症情報センターによると、近年の手足口病の定点医療機関当たりの患者報告数の推移はグラフのようになっています。特に2015年、2017年に流行と呼べるような状況でした。

※定点当たり報告数とは、簡潔に言えば、1医療機関当たりのその病気の報告件数のことです。

 

 

手足口病の症状

手足口病という名の通り、口の中、手のひら、足の裏などに 発疹や水疱が出ますが、いま流行しているものはお尻など全身にブツブツが広がることがあります。潜伏期間は3~6日で、熱は37~38℃程度で、発熱しない場合もあります。1~3日で解熱しますが、まれに脳炎を伴った重症例もあります。

 

 

手足口病の原因ウイルス

コクサッキーウイルスA群や、エンテロウイルス71型などであり、原因となるウイルスは多種多様です。

中でも、例年は主にコクサッキーウイルスA16(CA16)やエンテロウイルス71(EV71)が原因ウイルスとなっていますが、近年の爆発的な流行では、コクサッキーウイルスA6(CA6)が原因ウイルスの多くを占めているといわれます。

例年と流行年との原因ウイルスの違いにより、症状にも違いが出ています。

【例年】

コクサッキーウイルスA16やエンテロウイルス71

【大流行の年】

コクサッキーウイルスA6

熱の様子

高熱が出ることは殆どない発熱しないこともある

発症初期に39℃近い高熱が生じることが多い

発疹の様子

四肢末端に発疹が出る

例年よりも大きな発疹手のひら・足の裏の発疹は少なく広範囲に現れる

これまでは子どもの病気として認識されていましたが、新たな原因ウイルスが出現したりと、今年は大人でも重症化例が出る可能性があるといわれています。また、発疹の様子から、水痘(水ぼうそう)との見分けが難しいケースもあります。

 

 

手足口病の感染経路

飛沫感染、接触感染、糞口感染(糞便から排出されたウイルスにより口を通して感染すること)により感染が拡大するので、以下に注意します。

●こまめな手洗い
●咳やくしゃみをする時には口と鼻をティッシュ等でおおう(またはマスクをする)
●(集団生活では)タオルの共用を避ける
●おむつ交換も注意深く行う

感染力が強く、病児保育施設では隔離させることが望ましいです。ただし、麻疹や水ぼうそうが「出席停止」となるのに対し、手足口病は「出席停止」とはなりません。しかしながら、登園の目安はかかりつけ医の診断に従い、登園届に保護者が記入し提出します。

 

 

手足口病の感染期間

症状がおさまった後でも、呼吸器からは1~2週間、便からは2週間~4週間、ときには数ヵ月間ウイルスが排出されることがあるので注意しましょう。便の取り扱いには、使い捨て手袋を使用しましょう。

 

 

手足口病のケア

残念ながら手足口病には「この薬を飲めば治る!」というような、特効薬はありません。

薬を飲むとしても、痛みを和らげる鎮痛剤などのみです。ケアをしつつ、自然に治癒するのを待ちましょう。

脱水症状にはくれぐれも注意しましょう。

口の中の発疹が痛むために、食事や水分を取りたがらなくなることがありますので、脱水症状を起こさないよう十分な水分補給を行い、柔らかく刺激の少ない食事を用意しましょう。

かゆみを伴うので、部屋を暖め過ぎないように、また直射日光を浴びないようにしましょう。

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▼その他子どもの感染症など病児保育に関する情報を知りたい方はこちら!

病児保育のツボ

 

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