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【保存版】子どもの病気・感染予防のためのたった3つのポイント

2013.11.22

3分でわかる認定病児保育スペシャリスト

 

子どもの病気・感染予防のポイント

 

冬の感染症の季節になりました。インフルエンザノロウイルス、ロタウイルス・・・冬に流行する感染症はさまざまあり、子どもが感染してしまうと辛そうですよね。「どうやって予防・対策すればいいんだろう・・・」しかしみなさん安心してください。

感染症にもさまざまな種類あれど、実はそれらを予防する方法はどれも同じ考えに基づいているのです。そこで今回は、すべての感染症に共通する予防法について3つのポイントに分けて解説していきたいと思います。(たった3つです!)

集団保育での感染症拡大対策のため、ご自分の子どもを病気から守るため。病児保育をお仕事にされている方、保育士の方、保護者の方、必見です!

 

キャプチャ

病児保育 感染症

 

~この記事の目次~

☆感染予防の3つのポイント
☆病原体
☆感染経路
☆個体の条件

 

感染予防の3つのポイント

 

感染症の発症には3つの原因があります。

 

  1. 病原体
    読んで字のごとく病気の基となるもので、いわゆる「ウイルス」「細菌」に分けられます。
  2. 感染経路
    病原体が人の身体に入り込む方法のことです。「飛沫感染」「空気感染」「接触感染「経口感染」の4つに分けられます。
  3. 個体の条件
    体の状態や免疫の有無など、個々人の病原体に対する抵抗力のことです。予防接種を受けたかどうか、日々健康的な生活を送っているかどうかなどが考えられます。

 

「病原体」「感染経路」「個体の条件」
このすべてが揃ったときに、感染症は発症します。

 

分かりやすい例を挙げましょう。

みなさんはインフルエンザ等で学級閉鎖を経験したことはありますでしょうか。かくいう私は学級閉鎖により高校の運動会が無くなった苦い経験があります。(私自身もしっかりとダウンしました)

しかし、学級閉鎖になるような大流行でも決して全員がかかるわけではないですよね?その教室内に間違いなく「病原体」が溢れているにも関わらずです。それはなぜでしょうか。もうお分かりでしょう。感染症発症は「病原体」だけではなく、「感染経路」「個体の条件」にも左右されるからです。

発症しなかった人は、しっかりと手洗い・マスクをして感染経路を断ち、身体の中に病原体を入れないようにしていたのかもしれません。もしくは、しっかりと予防接種で免疫を作り、毎日早寝早起きで病原体に負けないくらいの健康体だったのかもしれません。

つまり、感染症にかからないようにするためには、この3つの原因のうち、どれか一つを防げばいいということです。いかがでしょうか。これなら自分でも簡単にできそうな気がしてきませんか?

それでは、感染の3要素を一つずつ見ていきましょう。

 

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病原体

 

ウイルスと細菌の特長

病原体には「ウイルス」と「細菌」があります。病原体の観点から感染予防をするのであれば、ウイルスと細菌を取り除くことを考えればよいわけです。

 

感染予防 病原体 ウイルス 細菌

 

ウイルスと細菌への対策

病原体への対策としては、主に以下の4つがあります。

抗生物質
抗生物質
抗生物質により細菌の増殖を止めたり、殺したりすることができます。しかし、抗生物質は細菌にのみ効果があり、ウイルスには効かないので注意が必要です。

 

隔離
病原体を排出する人やものを隔離します。感染力の強い病気にかかっている子を別室で看病するだけでなく、吐しゃ物をビニール袋ですぐに覆うことなどが考えられます。

隔離が必要な主な感染症ウイルス性胃腸炎・水痘(水ぼうそう)・流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)・手足口病ヘルパンギーナインフルエンザ咽頭結膜熱(プール熱)・溶連菌感染症 など

 

消毒
熱湯やアルコールなどの薬品を使って病原体を死滅させましょう。ロタウイルスやノロウイルスには次亜塩素酸ナトリウムが有効です。

保育園・家庭でも簡単に作れる次亜塩素酸ナトリウム消毒液の作り方はこちら!
参照:福山市HP「ノロウイルス対策マニュアル」

 

洗浄
消毒の前に洗浄が必要です。タオルやシーツ、エプロンなどに吐しゃ物等がついた場合には、洗浄を行った後に消毒を行いましょう。

 

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感染経路

 

感染経路、つまり病原体が人体に入り込む方法には、「飛沫感染」「空気感染」「経口感染」「接触感染」の4つがあります。感染予防のためには、この4つを理解し、病原体が人体に入り込む道をシャットダウンしてしまえばよいわけです。

 

4つの感染経路

飛沫感染
飛沫感染 画像
感染している人がせきやくしゃみをした際に、口から飛ぶ病原体がたくさん含まれた小さな水滴(=飛沫)を近くにいる人が吸い込むことで感染します。これを飛沫感染と言います。飛沫は1~2メートルの範囲に飛び散ります。

飛沫感染で広がる感染症インフルエンザ・百日咳・風しん(三日ばしか) など

 

空気感染
飛沫が乾燥し、その芯となっている病原体が感染性を保ったまま空気の流れによって拡散し、近くの人だけでなく、遠くにいる人もそれを吸い込むことで感染します。これを空気感染と言います。空気感染は飛沫感染より感染力が強いので注意が必要です。

空気感染で広がる感染症:麻しん(はしか)、水痘(水ぼうそう) など

 

経口感染
経口感染 画像
病原体や、病原体を含んだ水や食べ物を口に入れることで感染します。これを経口感染と言います。

経口感染で広がる感染症:腸管出血性大腸菌・ノロウイルス・カンピロバクター など

 

接触感染
ドアノブ 接触感染 画像タオル 接触感染 画像
体液や血液など病原体を含む感染源に触れて、その汚染された手で粘膜(目、鼻、口など)に触ることで感染します。これを接触感染といいます。握手や抱っこなど直接の接触だけでなく、ドアノブ・遊具・タオル・足拭きタオルなど、感染している人が触れたものに他の人が触れることでも病原体が体の中に入り込むことがあります。

接触感染で広がる感染症:エンテロウイルス・ロタウイルス・ノロウイルスアデノウイルス など

 

 

感染経路への対策

手洗い
「1アクション1手洗い」と言われるように、手洗いは感染予防の基本です。手から病原体を洗い流して、飛沫感染や接触感染を防ぎましょう。

手洗いの正しい手順はこちら!

 

うがい
うがい 画像

うがいも基本ですね。のどの粘膜に病原体がつくことを防ぎます。

 

マスク
マスクで病原体が入らないよう、また拡散させないようにしましょう。マスクも病原体のついた感染物です。つけてから外すまでは触らないように。

 

使い捨て手袋・ビニール袋
感染者の吐しゃ物や排泄物には病原体が含まれています。ですので、処理をする際には使い捨て手袋を使用して接触感染を防ぎましょう。また、空気中に病原体が広がらないように吐しゃ物にはすぐにビニール袋をかぶせましょう。空気感染を防ぎます。

 

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個体の条件

 

病原体が体に入ってきたとしても、抵抗力があれば感染・発症することはありません。そういった個々人の抵抗力を個体の条件と言います。

抵抗力をつける方法には「予防接種」と「健康的生活」があります。

 

予防接種

予防接種には生ワクチン(毒性を弱めたもの)と不活化ワクチン(毒性をなくしたもの)とがあります。また、法律に基づいて市町村が実施する定期予防接種と、保護者が接種を選択できる任意接種とがあります。

 

予防接種スケジュール

出典:http://www.know-vpd.jp/dl/schedule_age7.pdf

それぞれの予防接種は接種の種類やタイミングが異なります。さらに、スケジュールや種類は変更されることも多いため、国立感染症研究所感染症情報センターKnow★VPDなどのHPで随時確認するようにしましょう。

保育士の方であれば、お仕事の一つに「子育て支援」というものがあります。予防接種も含めて親御さんにアドバイスができるよう、しっかりと理解しておきましょう。

 

健康的生活

言うまでもありません。規則正しい生活や適度な運動、睡眠をとることで抵抗力を高めましょう。

 

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まとめ

さてさて、感染の3要素、しっかりと理解できましたでしょうか。最後にもう一度言いますね。

 

感染の3要素 画像

 

この3つが揃わないように対策を行えば感染症は防ぐことができます。しっかりと理解して元気に冬を乗り切りましょう!

 

キャプチャ

病児保育 感染症

 

 

 

 





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