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赤ちゃんのうつぶせ寝は厳禁 SIDS:乳幼児突然死症候群の原因と予防

2014.11.04

3分でわかる認定病児保育スペシャリスト

 

SIDS 画像

 

厚生労働省では、平成11年度から毎年11月をSIDS:乳幼児突然死症候群の対策強化月間としています。つまり、1年に1回は分かっているつもりであってもSIDSについてしっかりと確認しておきましょう、ということですね。
SIDS 厚生労働省
参照:厚生労働省:11月は「乳幼児突然死症候群(SIDS)」の対策強化月間です

SIDSに関する情報をしっかりとまとめましたので、赤ちゃんを預かる病児保育施設勤務の方・保育士の方、またご自身の赤ちゃんを守る保護者の方、これを機会にしっかりと学習しましょう。

 

※SIDS以外にも、子どもの代表的な感染症など病児保育に関する情報を豊富に掲載しているので、ぜひご覧になってください!

 

~この記事の目次~
SIDSの原因
SIDSはいつまで?~月齢・年齢~
SIDSの予防
SIDSについての情報を発信しているサイト 

SIDSの原因

 

そもそもSIDSとはなんでしょうか。上記厚生労働省のページから引用します。

乳幼児突然死症候群(SIDS:Sudden Infant Death Syndrome)は、それまで元気だった赤ちゃんが、事故や窒息ではなく眠っている間に突然死亡してしまう病気です。

 

この表現からも分かる通り、SIDSのはっきりとした原因は分かっていません。ただ、男児、早産児、低出生体重児、冬季、早朝から午前中に多いことは判明しています。

参照:
平成9年度厚生省心身障害研究「乳幼児死亡の防止に関する研究(主任研究者:田中哲郎)」

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SIDSはいつまで?~月齢・年齢~

 

新生児から2歳ごろまで とくに生後2か月から6か月は要注意

SIDSは、新生児・乳児のものであるというイメージが強いですよね。ですが、具体的に発症する月齢・年齢を把握していますか?SIDSは生後2か月から6か月の赤ちゃんに多く見られます。

では、6か月を過ぎるとSIDSの心配は無くなるのでしょうか。そんなことはありません。2歳くらいまでは発症すると言われていますので注意が必要です。

 

SIDSの発症確率

SIDS 発症数推移
SIDSは約6000~7000人に1人の割合で発症します。(出典:厚生労働省2012年10月)
SIDSそのものの認知の拡大や厚生労働省の啓発活動の結果、発症件数はここ15年ほどで大幅に減少しました。

ですが、平成24年度には152人が死亡しており、乳児(o歳)の死亡原因の第3位となっています。まだまだ自覚を持った注意が必要であることがうかがえます。
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000027303.html

 

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SIDSの予防

 

SIDSの直接の原因は分かっていません。そのため、「絶対に予防できる」という手段はありませんが、発症のリスクを低下させることはできます。

 

うつぶせ寝は避ける

SIDS うつぶせ寝は避ける
うつぶせ寝の方があお向け寝よりも、SIDSの発症確率が高いと言われています。実際、SIDS児の異常発見時の体位は、うつぶせが47.7% あおむけ39.0%となっています。

 

できるだけ母乳で育てる

母乳で育てられている赤ちゃんは、人工乳(粉ミルク)で育てられている赤ちゃんと比べて SIDS の発症率が低いと報告されています。

 

たばこはやめる

SIDS たばこはやめる
両親が喫煙する場合、両親が喫煙しない場合の約4.7倍SIDSの発症率が高いと報告されています。

 

あたためすぎない

SIDS あたためすぎない
赤ちゃんの睡眠時、あまりあたためすぎないように注意しましょう。

 

ただし、これらは発症リスクを低下させるものにすぎません。一番は、保護者・保育者が子どものことをしっかりと見ていてあげることです。睡眠中に異常がないか、呼吸が停止していないか、定期的に確認してあげましょう。

 

できるだけ一人にしない

SIDS ひとりにしない
複数の子どもの保育の場面では、ずっと1対1で見てあげることは難しいことかもしれません。ですが、常に視野を広く持ち、子ども全員に気を配れるような保育者を目指しましょう。

 

SIDSチェック表を利用しよう

SIDSチェック表

睡眠時に赤ちゃんの呼吸を確認するためには、SIDSチェック表を用いるとよいです。睡眠中5分ごとに子どもの鼻の下に指を当てて呼吸をしているか確認し、呼吸していれば「分」の時刻に○をつけていきましょう。また寝ているときの姿勢も確認しておきます。

 

ベビーセンスでSIDS予防

赤ちゃんの呼吸を監視する機械として呼吸監視モニター:ベビーセンスというものがあります。ベビーセンスを用いれば、何か異常があったときにすぐに対処することが可能になります。実際にこのベビーセンスを導入している病児保育施設もあります。

病児保育室ブルーラグーン(川崎市高津区)
SIDS ベビーセンス

 

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SIDSについての情報を発信しているサイト

 

NPO法人SIDS家族の会 http://www.sids.gr.jp/campaign_sids.html
日本SIDS・乳幼児突然死予防学会 http://plaza.umin.ac.jp/sids/index.html

 

いかがでしたでしょうか。
SIDSはいまだ原因不明ですが、子どもを見守るわたしたち大人の心がけ一つで発症リスクを低減させることができます。責任を持って学習しましょう。

▼子どもの代表的な感染症など病児保育に関する情報を知りたい方はこちら!
病児保育のツボ

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