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【突撃★隣の病児保育!】あしほ総合クリニック病児保育室こもれびに行ってきました!

2013.09.17

今日は、「突撃★隣の病児保育!」第6弾をお送りします。
横浜は鶴見にある、医療法人秋陽記念会あしほ総合クリニック病児保育室「こもれび」にお話をうかがってきました。

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大型量販店、小売店の並びにあり、あしほ総合クリニックは人々の生活圏にあるといった印象。小児科、内科、外科、脳神経外科、整形外科、産婦人科、非常に幅広い診療科を持っています。「医療と福祉の統合」を掲げ、その一環として病児保育室「こもれび」を運営しているあしほ総合クリニックでは、どのような病児保育が行われているのでしょうか。

 

(今回は保育士の方にお話をうかがいました)

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―――では、まずは施設の沿革や現状について教えてください。

病児保育室「こもれび」は、平成20年3月からクリニック併設型として病児保育を行っています。はじめは定員4名でスタートしましたが、現在は定員8名のお預かりです。利用者の登録件数は2,300件ほどで、1日の平均利用者数は5~6名くらいですね。
お預かりは小さいお子さんの方が多いです。いまは、6月が終わったというところで(インタビューを行ったのは7月1日)、4月~6月は忙しかったですね。4月に入園したお子さんが、まだ新しい生活に慣れることができずに、体調を崩すといったことが多いみたいです。病気としては、夏風邪、手足口病、ヘルパンギーナなどが多くなっています。
今日は月曜日なのでお預かりが少ないかと思ったのですが、7名のお預かりがあります。月曜日でこれだと、週末が恐ろしいですね(笑)(週末になると子どもの疲れが溜まってきて、体調を崩す子どもが多くなり、病児保育室の利用は増えるのが一般的です)

 

―――平成20年開設ということは、現在開設から5年ちょっとですね。5年で登録件数2300件というのはすごいですね。ニーズの高さが伺えます。ご自身はいつからこちらで?

私は平成21年9月からなので、いま4年弱くらいですね。

 

―――ここで働くことになったきっかけを教えてください。

以前は認可保育所に勤めていて。そこの保育所の子どもが体調を崩したときに、近所の病児保育室を利用していて、「こういうのがあるんですよー」ということは親御さんから聞いていて。それが病児保育というものを知ったきっかけで、いい施設だなと。
それから1年後くらいにその保育所での仕事を辞めて、病児保育に携わるのもいいな、と思っていた時にちょうどこちらに求人があった、という感じです。
うちは定員8名なので、なんだかんだキャンセル待ちでも入れるんですよね。他の施設にも登録している方から「あっちがダメだったので、今日はよろしくお願いします」といったこともあります。

 

―――なるほど、最後の砦というわけですね。他にはどのような方が働いているのでしょうか。

保育士は常勤が3人で、パートが2人です。ただ、いまは常勤の1人が産休なので4人体制です。また看護師の方が1人必ず入ってくれています。
保育士と看護師とで、考え方が異なる場合もありますが、看護師の方も保育士を尊重して信頼してくれてやっていけているので、意見を言い合うことはありますが、それがいい方向に影響しているかと思います。みなが「子どもが安心して過ごせる場所になるように」という考えは共有できているので。保育士の方は、もともと病児保育に関心があって、という感じですね。看護師の方は、もともとはここのクリニックに勤めていて、病院だと夜勤があって大変ということで、こちらの病児保育室に移ってきた、という流れです。

 

(部屋は落ち着いた色で整った内装)

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―――普段はどのようにして病児保育に関する知識などを得ているのでしょうか。

外に研修に行ったり、ということは無いですね。保育士は医療の知識が不十分なので、看護師の方に聞いたり、下に先生もいるので。(1Fにクリニックがあり、2Fに病児保育室があります)逆に、看護師の方は保育のことが分からないみたいです。なので、どのおもちゃで遊べばいいのか、このくらいの年齢の子どもにはどうやって接すればいいのか、ということを聞かれたりします。決まった話し合いの時間は設けていないのですが、そのつどお互いにコミュニケーションをとって日々学んでいます。あとは『気付きノート』というものがあって、時間をとって話し合いたいことに関してはそこに記述することにしています。
やはり、医療に関する知識は不十分なので、たとえば、聴診器で看護師の方が心臓の音を聞いている時に自分も聞かせてもらったりだとか、現場でやりながら教えてもらうのはとても助かります。

 

―――保育士と看護師、お互いの長所を活かして日々研鑽し合っているということですね。クリニックの先生はどのように「こもれび」に関わっているのでしょうか。

毎日往診に来ていただいています。また往診だけでなく、同じ建物内に常に先生がいるので、私たちの方から連絡をとることも可能で、自分達だけでなく、親御さんからも「安心だ」というお声をいただいています。

 

―――病児保育で最も大切なことは何でしょうか。

経験と信頼関係ですね。知識があっても経験していくなかで違ってくることは多いです。「この前はこうだったな」ということが経験を重ねていくうちにでてきたりもします。また、スタッフ同士の信頼関係がなければ、相手に任せるということはできません。
経験による手ごたえが出てきたのは、だいたい1年が経ったころからですね。「先生すごいしっかりしてきたねー」と言われたのが、ちょうど働き始めて1年ごろのことでした。そのときはとてもうれしかったです。病児保育では、子どもの状態の変化に、通常の保育の現場より、一層敏感でなくてはなりません。保育所ではお子さんが熱を出すと、親御さんに迎えに来てもらい、「お大事に」で終わります。体調が悪いときの様子を見ることはあまりありません。逆に、病児保育では、お子さんのいつもの様子を把握することが、自分の目で直接見て、というわけにはいかないので、また違った難しさがあります。そういった部分で、経験がものを言います。
また、スタッフの中には、病児保育の仕事をするようになってまだ間もない方もいます。私が一番古株のスタッフなので、アドバイスをしてあげる立場なのですが、「経験を積む」という観点からもなるべく口出しはしません。「寝かせてあげた方がいいのになー」と思う時も、まずは見守り、「まだ遊ばせてるな」と感じる段階になってから、「そういう時には寝かせてあげた方がいいですよ」という風にアドバイスをしてあげます。
そうやって、チームとして経験を積んでいき、保育の質を高めていければいいと思っています。

 

―――「チームとしての成長」、施設全体として経験を積み、信頼関係を構築していくことが大切ということですね。そんな「こもれび」の施設自慢を教えてください。
まず、定員が多いということですよね。さらに、それに合わせて部屋も4部屋あります。
(隔離室が用意されていますが、扉は透明なアクリル板なので常に子どもの様子を見ることができます)

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また、扉にロールカーテンもついていますので、外から見えないようにすることもでき、プライバシーを守ることもできます。このように施設の環境面も自慢ですが、やはり、院長、スタッフのチームの団結力ですかね。子どもを主体で考えて、大人である私たちがなんでもかんでも口出しするのではなく、遊びに関しても、遊べていない子どもに対しては手助けしてあげますが、遊べている子どもに対しては、見守ることも大切である、といった意識も共有できています。

 

―――思い出に残っている病児保育はありますか。

一番うれしかったのは、「ありがとうございます。いつも助かります。子どももこっちに来たいと言っているんですよ。」と親御さんにおっしゃっていただけた時ですね。やはり、通常の保育所であれば1対多数の保育じゃないですか。いまは1対2でお子さんを見てあげられるので、お子さんも「自分を見てくれている」と感じることができて嬉しいのではないでしょうか。親御さんもお子さんも、ともに安心して利用してくださっているのだなと、とても思い出に残っています。病児保育なので、子どもが「また来たい」と言うのは複雑ですけどね(笑)

 

 

―――確かにそれは複雑ですね(笑)何だかんだ言っても、子どもが健康であることが一番ですからね。最後に病児保育のこれからについてお聞かせください。

「こもれび」に関しては、保護者に寄り添い、子ども主体の保育を続けて「こもれびがいい」と言っていただけるような施設にしていきたいです。
また、病児保育そのものに関しては、まずは保護者の方、そして保育士の方に、もっと知ってほしいです。保育士も病児保育自体は知っているのですが、保育士の知り合いに病児保育で働いているという話をすると、「へー、病気移らないの?」という話を結構されます。また「毎日違うお子さんのお預かりで大変じゃない?」といったことも言われます。私個人としては、病児保育にやりがいを感じているし、大変だと思ったことはありません。病気の子どもを預かる、ということで勝手なイメージがついてしまっているのかもしれませんね。もちろん大変なときもなくはありませんが、楽しいこともあることを知ってほしいです。そうやって人々の意識が変わるとともに、一つ一つの施設は定員が少なくとも、施設の数が増えて親御さんにとっての選択肢が増えていけばいいな、と思います。

 

―――現場の人々の意識が変わるとともに、施設数自体も増えていけばよい、ということですね。本日はお忙しいなか、ありがとうございました。

 

 

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