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【突撃★隣の病児保育】「パパ・ママが安心して育児・仕事できる世の中にしたい」病児保育室ブルーラグーンに行ってきました!

2014.01.03

【突撃☆隣の病児保育!】早いもので病児保育室・病後児保育室を紹介するこのシリーズも第10弾。川崎市高津区にある病児保育室ブルーラグーンにお邪魔しました。一昨年10月に開設した川崎市内初の、そして現時点で唯一の病児保育室(医療機関併設型)です。

ブルーラグーン施設管理者であり、北浜こどもクリニック院長である北浜直先生にお話をうかがいました。
(お話をうかがった北浜先生。「院長ブログ」でも積極的に情報を発信されています。)

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---まず、ブルーラグーン開設の経緯について、教えてください。

もともと保育に関心があって、北浜こどもクリニックの開設(2010年)準備時点から病児保育室の開設も視野に入れていました。
クリニック開設時に「病児保育の利用」についてこの地域で調査を実施したのですが、利用に関心のある人が多かったので、開設しても大丈夫だという確信がありました。

 

---ブルーラグーンが開設するまで、川崎市内で病児保育が実施されていなかった理由はなぜだと思われますか?

もともと子育て世代が増えている地域にも関わらず、市が子育てをサポートする政策を十分にとれていないからではないかと思います。
例えば小児医療費助成制度ひとつとってみても、川崎市で所得制限なしで制度を受けられるのは0歳児のみです。他の地域に比べ、市内すべてのお子さんが医療費助成制度を利用できる年齢が限られています。
このため、病児保育をみても、東京や横浜では当たり前のことも川崎市では当たり前ではないことが多いのではないでしょうか。

 

---実際のブルーラグーンの利用状況はいかがですか?

開業して1年と少し経ち、現在の登録者数は約800名です。利用するお子さんの年齢は1~3歳までが多いです。もともと北浜クリニック利用していた方が7割くらいでしょうか。
残りは川崎市内の他の区(幸区、中原区、多摩区、宮前区)からの利用で、開設当初の予想以上に広い地域にお住まいのお子さんをお預かりしています。ほかに病児保育を利用できる施設が存在しないからだと思いますね。

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(ブルーラグーン室内の様子。病気でなくても毎日登園したくなってしまうのでは?と思える魅力的なお部屋でした。)

 

---現在のお預かり人数は?

開設時の1日のお預かり人数は6人で、多い時は1日10人程度キャンセル待ちが出ることもありました。保育スタッフの増員の結果、ちょうど今日(取材日は11月1日)から10人お預かりがスタートしました。少しはキャンセル待ちを減らせるのではないかと思っているのですが。

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(水槽奥に見える2部屋が、隔離の必要な症状のお子さんを保育するお部屋です。)

病児保育室・病後児保育室は、自治体からの補助制度を使って運営されているケースが多いです。
取材日(11/1)時点での川崎市の補助制度対象は病後児保育室のみとなっており、病児保育室ブルーラグーンは自治体からの補助制度を受けていません。先生の院長ブログには毎月100~120万円の赤字が生じていて、先生の私財を赤字補てんに使われているということも紹介されています。

 

---お預かり人数が増えるのはもちろん望ましいことですが、その分赤字が増えてしまうのでは?と思ってしまうのですが・・・。

赤字の中で大きなウェイトを占めているのが人件費です。基本子ども2名に対して保育士または看護師を1名配置する必要がありますから、お預かり人数の拡大はそのまま赤字の増加につながります。
補助金だけでなく、病児保育室としての収入源を他にも増やすことができれば、もっと病児保育のスタッフを増員してお預かり人数も増やせる体制を整えられるのですが・・・。東京や横浜と同じくらい川崎市の病児保育施設を充実させるために、今後も活動を続けていきます!

 

---川崎市で病児保育を利用できるお子さんが1人でも増えるよう、私たちも願っております。では、ブルーラグーンならではというおすすめのポイントがありましたら、教えてください。

院長ブログでも紹介していますが、リスクマネジメントの観点からお預かり人数分、呼吸監視モニター/ベビーセンスを導入しています。SIDS(乳幼児突然死症候群)防止には欠かせないですからね。
(注:当協会の「認定病児保育スペシャリスト」資格web取得講座でも学習する内容ですが、SIDS(乳幼児突然死症候群)は日本で年間4000人に1人程度の割合で発生しています。新生児から2歳くらいまでと、病児保育を利用することの多い年齢での発生が多いです。)

下の写真でもわかるように、お昼寝中のお子さんすべてのお布団に設置されていました。

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---開設後約1年間で、印象に残っている病児保育を教えていただけますか?

お子さんがけいれんを起こしてしまったケースですね。適切に処置できたので、親御さんにはご報告のみですみ、仕事から呼び戻すこともなく、一日無事に過ごせました。医療機関併設の病児保育室だからこそ可能な保育だとあらためて思いました。

 

---北浜先生から保護者の方への要望はありますか?

もっと病児保育を利用してもいいと知ってほしいですね。普段からクリニックを利用するお母さんですら、「こんなに熱が高いのに・・・」「インフルエンザなのに・・・」子どもを預けていいのですか?とたずねられますが、大丈夫です。ブルーラグーンには、小児科医の僕も、看護師も、保育士もいますから、安心して遠慮なく病児保育を利用していただきたいですね。

 

---最後になりますが、北浜先生にとって病児保育とは何か、一言メッセージをいただけますか?

北浜先生のメッセージ:「パパママが安心して仕事・育児できる世の中にしたい」

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僕は病児保育を少子化対策の一環としてやっています。お父さん、お母さんが働きながらの子育てが楽しいと思えないと、もう1人子どもを・・・とは思えないですからね。

「今やらなければ、間に合わない」という危機感もあります。赤字の問題など課題は多いのですが、何より子どもたちを守るためにもこの施設を続けていきたいと思っています。

 

 





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