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私もかつて3才児の母だった【根拠はないのにやっぱり気になる「三歳児神話」】

2015.03.11

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こんにちは、JaSCA事務局のみつこです。
先日旧古川庭園に散歩に行きました、思いのほか梅の香に癒され、
ああこんな時間も大切と感じた一日を過ごしました。

さて今回も3歳児から、気づかされたことをテーマに。

やっぱり気になる「三歳児神話」

何十年もの間、母親たちの間で語り継がれてきた「三歳児神話」。
子どもは3歳までの間に「母親の手元」で育てられないと、成長に悪影響が及ぼされるという考え方が語り継がれ、まさに私はこの世代の母親でした。
【専業主婦】という免罪符?を手に入れ、夫の庇護のもとに子育てをしていた、懐かしいと思えるころです。

しかし、今では三歳児神話は「根拠のない言い伝え」とも言われているようですが、
人間の心の成長にとって「3歳頃まで」の期間がとても大切であることは知るところです。
「三つ子の魂百まで」ということわざには、しつけや教育、そして人間に必要な心の情操教育の影響が生まれてから、3年間でほぼ固定されるという考え方を表しています。
しかし平成10年版「厚生労働白書」には、三歳児神話には「合理的根拠がない」、
平成16年発表の厚生労働省研究班による5年間の追跡調査結果では、一定の基準を満たした保育園での生活時間の長さと子どものコミュニケーションや運動能力には、ほぼ因果関係がないことが公表されています。

これは何を指すのでしょう。

【マザーリング(お母さんのような愛情とスキンシップで接すること)】

という言葉を耳にしたことありますか?
これは、養育者や、自分が生きる世界を信頼できる「基本的信頼感」を得る事ができるスキンシップだそうです。赤ちゃんの時代に影響があることのようですね。

更に1~2歳のころになると外の世界に興味を持ち、密着していた養育者との「分離」がはじまるころでは、分離の不安はあるものの、見守られ、不安感を「大丈夫!」に変えてもらうことにより、集団生活の中にとけこんでいくことができるんですね。

 

3歳頃までの成長期間は大切!

子どもをいつくしみ、安全基地となる「お母さん的なかかわり」が欠かせないものなのですね。
でも「母親のみの育児」が絶対に必要という訳ではありません。
専業主婦でも、育児のストレスでいつもイライラしていたり、忙しいからと、かまってあげられなかったりすると、やはり子どもの心には不信感や不安、寂しさが残ってしまいます。

【現代ワーキングマザーの場合はどうでしょう? 】
どうしても子どもと過ごせる時間が圧倒的に少ないですが、
その限られた時間のなかで、たっぷり子どもと触れ合い、ともに安らぎと笑顔に満ちた時間を過ごすことが大切ではないでしょうか。
この年齢の頃になると親や他人の行動がある程度理解できるようになるので、
よき理解者の一人となっていくのですね。

明確に言い表すことが難しい「3歳のころ」。
子育てに充分時間があったからといって、この時代がすべてであるとは言い切れません、
子育ては想像以上に長く続くことを、今お伝えできるのではと思いました。

平成10年版「厚生白書」母と子 (厚生労働省)
http://www1.mhlw.go.jp/wp/wp98/wp98p1c2.html

文責:みつこ





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