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落書き事件にみる5歳児の情緒について(前編)

2015.03.25

桜の花もほころび初め、春に向けてウキウキする季節ですが、同時にお別れの季節でもあります。
一番上の子が入所したときから11年間、子どもたち3人ともお世話になってきた先生が異動になり、今朝は最後のお別れをしてきました。

今回は、その先生との思い出のひとつでもある、6年前の落書き事件を振り返って見たいと思います。

———————–
朝から大事件が勃発。

夫が先に出社してしまい、子ども2人と保育所に。
タロウ(仮名/5歳)は、この4月から最終学年「ぞう組」に進級しました。
「ぞう組」さんになるとスタンプ帳が配布され、毎朝登所するとペタリと、出欠のスタンプを押します。

4月1日にスタンプ帳をもらったタロウは、「みて!すてきでしょ!」と誇らしげにスタンプ帳を見せてくれたのです。
満面の笑みで。

そして、今朝。
登所してリュックからスタンプ帳を取り出して、ページを開き、スタンプを押そうとしがタロウが「あっ!」と小さく叫びました。
そして、私のところに駆け寄ってきて、開いたページを指差します。

「ん?」とかがんでページを覗き込むと・・・
4月・5月のカレンダーのマス目(スタンプを押すところ)にぎっしりと、ボールペンで落書きが・・・
090406_2329~01
タロウの顔は急激に曇り空。
妹のハナコ(仮名/2歳)は、身を硬くして、後じさり・・・。

いつものタロウなら「ハナコッ!」と怖い顔で怒るのに、今回ばかりはショックが大きいようで声も出ず。ポロリポロリと大粒の涙が頬をつたって落ちます。。

前日、タロウのリュックからスタンプ帳を取り出して、座卓に置いておいたのは私でした。
妹は、ただお絵かきが大好きで、手近なノートにお絵かきをしてしまっただけ。
すべては私の不注意が原因。
どう取りなしてよいかわからず、教室の片隅、3人で揉めていると、先生登場。

「タロウちゃん、先生があとで消してあげるから(修正テープで)」

と声をかけてくれました。
しかし納得できない表情で涙を落とし続けるタロウ・・・。
私は後ろ髪を引かれつつ保育所を後にしたのでした。

(つづく)

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