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「トウモコロシ」「スタベッキー」~子どもの言い間違いについて~

2015.05.14

こんにちは、事務局のサチです。
こんな時期に台風が来るなんて、びっくりしますね。

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先日ジロウの保育所に「劇団こがねむし」さんが来てくださって、観劇を楽しんだそうです。

「どうだった?」とたずねると、興奮気味に、ストーリーを語ってくれました。

「あのね、ちいさなペンギンさんと、ラッカセイは、シャケのことがこわいんだけどね、黄色い眉毛のペンギンさんはシャケなんかこわくないんだよ。それでね・・・」

シャケ???
ラッカセイ???ラッコのことか??

一生懸命なおチビさんの話を制してたずねるわけにもいかず。
頭のなかハテナだらけのまま話を聞いていましたが。

どうやら「シャチ」と「オットセイ」のことを言っている模様。
思わず込み上げる笑いを噛み殺したのでした。笑

 

わたくし一応「保育事業者」のはしくれなので。
実例から一歩踏み込んで、子どもの「言い間違い」のしくみを調べてみました。
「日本赤ちゃん学会」のホームページにおいて、静岡県立大学の寺尾氏が幼児の言い間違いの分類をしています。(http://www.crn.or.jp/LABO/BABY/SCIENCE/TERAO/index.html

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(1)代用 例:マクラー(マフラー)
(2)文脈的代用 例:ジェストコースター(ジェットコースター:誤りの源の「ス」が文脈内にある)
(3)付加 例:キカンシャン
(4)削除 例:トウモ コシ
(5)交換 例:オカハ(お墓)
(6)混成 例:ネンコ(ネコ+ニャンコ)

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これでみると、今回の「シャケ(シャチ)」や「ラッカセイ(オットセイ)」は(1)の「代用」、と言えそうです。
うちの子どもたちの他の言い間違いを思い起こすと・・・

・「ちが」(血) ※用例:「ちががでた」
・「かが」(蚊) ※用例:「かがにさされた」
これは(3)「追加」による言い間違いでしょうか。
他あげてみると、(5)「交換」による言い間違いが多いようです。
・プゼレント(プレゼント)
・トウモコロシ(トウモロコシ)
・ワスレチック(アスレチック)
・オトナリ(お泊り)
「スタベッキー(スパゲッティ)」も子どもに多い言い間違いですね。我が家もよく言い間違えていました。
寺田氏によると、一度に間違える要素が複数あるというのは、大人には見られない子ども独特の言い間違いだそうです。(「パ」を「タ」に、「ゲ」を「ベ」といい間違えている)

個人的に大好きな「言い間違い」は、「ちんぴらごろー」(きんぴらごぼう)。
子どもの言い間違いは、かわいいですね。

小学校に入学する頃には、言い間違いもほとんどしなくなってしまうので、ジロウの言い間違いを楽しめるのもあとわずかかな・・・そう思うとちょっと淋しい気がします。

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