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サンタはいるんでしょうか?

2015.12.24

みなさん、こんにちは。
事務局のサチです。
今年最後のスタッフブログです。

サンタクロース

目に見えないものを信じる→うたがう→信じない

さて。
クリスマスですね。
子どもから「サンタって本当にいるの?」と尋ねられた時、どんなふうに答えていますか?

うちの子どもたちは、上から12歳、(あと1週間で)10歳、5歳、といった構成。

たろう 12歳→サンタはいないと思っている
はなこ 10歳→サンタの存在をかなり疑ってはいるが信じたい気持ちがまだある
じろう 5歳→疑いなくサンタの存在を信じている

経験上、10歳(小学校4年生)ぐらいが、限界なのかなぁ・・・という印象。
8歳ぐらいからサンタの存在を疑い始め、
だまし、だまし、2年やりすごし、
10歳で白旗を上げる感じ。
ひとえに、わたくしの力量不足。
信じさせてあげることが、できなかった感じです。

 

たろうのケースで言うと、
8歳で「ママ、サンタって煙突がなくても来られるの?どうして?」と質問し、
9歳で「ママ、サンタって、本当にいるの?」と質問し、
10歳で「ママ。サンタって、本当はパパなんでしょ?」とグサリ。

都度、精一杯考えて、答えたはずなのですが。
自分の信じていないものを、相手に信じさせられるわけが、ないですよね。
子どもって、そう甘くない。

だれひとり、本物のサンタクロースに会ったことはないはずなのに。
「サンタクロースの絵を書いてください」って言われたら、
たぶんみんな同じように、赤い衣装に白ひげの恰幅良いおじさんの絵を書く。
不思議な存在。

目に見えないものを信じるって、
実はとてもむずかしくて、
実はとても大切なことなんだな、

って。
思わせてくれる絵本がこちら。

サンタクロースっているんでしょうか? (偕成社/改装版)
http://www.amazon.co.jp/dp/4034210109

いまから118年も前、1897年に、アメリカの新聞「ニューヨーク・サン」宛に届いた、
「サンタはいるんでしょうか?」という、8歳の女の子からの投書が元になっている絵本です。

子どもたちを代表するような、この投書に対して、
論説委員のフランシス・チャーチ氏は、社説の欄で丁寧な回答をしています。

「サンタってほんとうにいるの?」
と子どもに問われた時に、一瞬のためらいもなく、
「サンタはいるよ!」
と答えらる大人でありたいな、と思いつつ。

Wish you have a Merry Christmas and a Happy New Year!

 

※ニューヨーク・サン社説欄に掲載された原文&訳をご紹介しておきますね。

Yes, Virginia, There is a Santa Claus

Editorial Page, New York Sun, 1897

I am 8 years old. Some of my little friends say there is no Santa Claus. Papa
says, “If you see it in The Sun, it’s so.” Please tell me the truth, is there a
Santa Claus?
Virginia O’Hanlon

わたしは、8歳です。
わたしのともだちに、「サンタクロースなんていないんだ。」って言っている子がいます。
パパに聞いてみたら、「サン新聞に、問いあわせてごらん。新聞社で、サンタクロースがいるというなら、それはもう、確かにいるんだろう。」と、言いました。
ですから、お願いです。教えてください。サンタクロースって、本当に、いるんでしょうか。

バージニア・オハンロン

Virginia, your little friends are wrong. They have been affected by the skepticism of a sceptical age. They do not believe except they see. They think that nothing can be which is not comprehensible by their little minds. All minds, Virginia, whether they be men’s or children’s, are little. In this great universe of ours, man is a mere insect, an ant, in his intellect as compared with the boundless world about him, as measured by the intelligence capable of grasping the whole of truth and knowledge.

バージニア・お答えします。サンタクロースなんていないんだという、あなたの友達は、間違っています。
きっと、その子の心には、今はやりの何でも疑ってかかる、うたぐりや根性というものが、染み込んでいるのでしょう。
うたぐりやは、目に見えるものしか信じません。
うたぐりやは、心の狭い人たちです。心が狭いために、よくわからないことが、たくさんあるのです。それなのに、自分のわからないことは、みんなウソだと決めているのです。けれども、人間の心というものは、大人の場合でも、子供の場合でも、もともとたいそうちっぽけなものなんですよ。
私たちの住んでいる、この限りなく広い宇宙では、人間の知恵は、1匹の虫のように、そう、それこそ、アリのように、小さいのです。
その広く、また深い世界をおしはかるには、世の中のことすべてを理解し、すべてを知ることのできるような、大きな深い知恵が必要なのです。

Yes, Virginia, there is a Santa Claus.

He exists as certainly as love and generosity and devotion exist, and you know that they abound and give to your life its highest beauty and joy. Alas! how dreary would be the world if there were no Santa Claus! It would be as dreary as if there were no Virginias. There would be no childlike faith then, no poetry, no romance to make tolerable this existence. We should have no enjoyment, except in sense and sight. The external light with which childhood fills the world would be extinguished.

そうです、バージニア。サンタクロースがいるというのは、決して嘘ではありません。この世の中に、愛や、人への思いやりや、真心があるのと同じように、サンタクロースも確かにいるのです。
あなたにも、分かっているでしょう。世界に満ち溢れている愛や真心こそ、あなたの毎日の生活を、美しく、楽しくしているものなのだということを。
もしもサンタクロースがいなかったら、この世の中は、どんなに暗く、寂しいことでしょう!
あなたのようなかわいらしい子供のいない世界が、考えられないのと同じように、サンタクロースのいない世界なんて、想像もできません。
サンタクロースがいなければ、人生の苦しみを和らげてくれる、子供らしい信頼も、詩も、ロマンスも、なくなってしまうでしょうし、私たち人間の味わう喜びは、ただ目に見えるもの、手で触るもの、感じるものだけになってしまうでしょう。
また子供時代に世界に満ち溢れている光も、消えてしまうことでしょう。

Not believe in Santa Claus! You might as well not believe in fairies. You might get your papa to hire men to watch in all the chimneys on Christmas eve to catch Santa Claus, but even if you did not see Santa Claus coming down, what would that prove? Nobody sees Santa Claus, but that is no sign that there is no Santa Claus. The most real things in the world are those that neither children nor men can see. Did you ever see fairies dancing on the lawn? Of course not, but that’s no proof that they are not there. Nobody can conceive or imagine all the wonders there are unseen and unseeable in the world.

サンタクロースがいない、ですって!
サンタクロースが信じられないというのは、妖精が信じられないのと同じです。
試しに、クリスマスイブに、パパに頼んで探偵を雇って、ニューヨークじゅうの煙突を見張ってもらったらどうでしょうか。ひょっとすると、サンタクロースを、捕まえることができるかもしれませんよ。
しかし、たとえ、煙突から降りてくるサンタクロースの姿が見えないとしても、それが何の証拠になるのです。
サンタクロースを見た人はいません。けれども、それは、サンタクロースがいないという証明にはならないのです。
この世界で一番確かなこと、それは、子供の目にも、大人の目にも、見えないものなのですから。
バージニア・あなたは、妖精が芝生で踊っているのを、見たことがありますか。もちろん、ないでしょう。だからといって、妖精なんて、ありもしないでたらめだなんてことにはなりません。
この世の中にある見えないもの、見ることができないものが、何から何まで、人が頭の中で、作り出し、想像したものだなどということは、決してないのです。

You tear apart the baby’s rattle and see what makes the noise inside, but there is a veil covering the unseen world which not the strongest man, nor even the united strength of all the strongest men that ever lived could tear apart. Only faith, poetry, love, romance, can push aside that curtain and view and picture the supernal beauty and glory beyond. Is it all real? Ah, Virginia, in all this world there is nothing else real and abiding.

赤ちゃんのがらがらを分解して、どうして音が出るのか、中の仕組みを調べてみることはできます。けれども、目に見えない世界をおおい隠している膜は、どんな力の強い人にも、いいえ、世界中の力持ちがよってたかっても、引き裂くことはできません。
ただ、信頼と想像力と詩と愛とロマンスだけが、その、カーテンをいっとき引きのけて、幕の向こうの、たとえようもなく美しく、輝かしいものを、見せてくれるのです。
そのように美しく、輝かしいもの、それは、人間の作ったでたらめでしょうか。
いいえ、バージニア、それほど確かな,それほど変わらないものは、この世には、ほかにないのですよ。

No Santa Claus?Thank God he lives and lives forever. A thousand years from now, Virginia, nay 10 times 10,000 years from now, he will continue to make glad the heart of childhood.

サンタクロースがいない、ですって。
とんでもない!うれしいことに、サンタクロースは、ちゃんといます。それどころか、いつまでも死なないでしょう。
一千年後までも、百万年後までも、サンタクロースは、子供たちの心を、今と変わらず喜ばせてくれることでしょう。

※中村 妙子訳(偕成社)

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