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【事例に学ぶシリーズ】子どもが溺れる水の量は?

2015.12.03

SB151203

先週末「生後10ヶ月の乳児が自宅の浴槽で溺れ、一時心肺停止の状態になった」というニュースがありました。

先週、マイのブログでも取り上げた「リスクマネジメント」。
こうした認定病児保育スペシャリスト資格取得web講座のカリキュラムは、病児保育に関わる方だけでなく、子育て中の親御さんにも知っていただきたい内容もたくさんあります。

リスクマネジメントの観点から、事故の状況をもう少しくわしくみてみましょう。

事故の状況(事実)

・母親が浴槽に高さ5センチまでお湯を入れる。
・乳児(生後10ヶ月)をきょうだいの幼児(1歳10ヶ月)と一緒に浴槽の中で遊ばせたまま、母親は5分ほど近所のコンビニエンスストアまで外出。
・母親が外出から戻ると、お湯は高さ25センチに増え、乳児が浮いていた。
・病院に救急搬送され、一時心肺停止状態となった。

考えられうる原因(評価・分析)

浴槽はボタンを押すと自動でお湯をはれるタイプでした。

このため、警察は
・母親がお湯を止め忘れたか
・子どもが誤ってボタンを押した可能性もある
ということで捜査を続けている

母親なりに「子どもの安全」を考えた行動だった(リスクの改善・対処)

「子供たちを浴槽に入れておけば外に出ないので安全だと思った」と母親は語っていたそうです。
「5センチであれば、浴槽にお湯をはっても大丈夫」という認識だったのでしょう。

でもこの認識は間違いです。
子どもの鼻と口を覆うだけの水があれば、子どもは溺れることがあるからです。
浴槽の中のお湯が増えずに、5センチのままだったとしても、子どもは溺れる危険性があります。
浴槽よりずっと小さい、洗面器やバケツに入った水であっても、子どもが溺れる事故が実際に起きています。

また溺水とは違いますが、誤ってボタンを押した場合は熱いお湯でやけどするリスクもあります。
子どもが水遊びや入浴している時、大人は決して目を離してはいけないのです。

子どもの不慮の事故。生命の分かれ目は5~6分で決まってしまいます!

今回の事故に遭ったお子さんと同じ「1歳未満の乳児」の場合、死亡原因の2位に「溺死および溺死」があげられています。
そして、こうした不慮の事故、生命の分かれ目は5~6分ともいわれています。

このニュースが気になった方は、ぜひJaSCAのこちらの記事もあわせてご覧ください。
http://sickchild-care.jp/point/5117/

今回のような不慮の事故を少しでも減らすために、大人が正しい知識を持つことが大切です。

文責:さえ

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