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【第2弾/非保育系男子の挑戦】目指せイクメン!テツさんの病児保育実習日誌~3日目~

2014.05.15

【第2弾/非保育系男子の挑戦】目指せイクメン!テツさんの病児保育実習日誌~3日目~

一人の子を重点的に見てみる

3日目は9時ごろに入室。今日の目標は、3日連続で預かりとなった子の変化を見ることに設定しました。
この子の1日目の状態は、熱が高い(38℃~40℃)ものの機嫌が良く、元気に遊んでいました。
40℃近くもあるのにすごいもんだと感心したものです。

2日目は、朝は熱があるものの、前日同様に機嫌良く遊び始めました。 その後、10時ころから、疲れが見え始め、抱っこされるとすぐ寝てしまいました。 (昨日の記事で書いたのがこの子の事です。)
その後は疲れが出てきたのか、昼寝もたっぷりして、おやつも他の子より遅れて食べていました。

3日目も元気にスタート

この子と私の3日めがスタート。開始時の体温は37.6℃あるものの、機嫌も良く、おもちゃで遊び始めました。
遊びながらも、背中を触り、体温の変化を意識していました。
途中で、他の子とおもちゃをとりあって泣き出してしまうこともあるくらい元気な様子。
午前中は機嫌の良いまま過ごせていたようです。

お昼はどうだろう

そうこうしているうちにお昼の時間です。
様子を観察していると食欲もあるし、ニコニコしながらお昼を食べています。
食べるペースがちょっと遅いかな、とは思いながらもほぼ完食。
そして昼食後の検温をしたところ、熱が38.6℃に上がっていました

保育のポイントを変更する

普通に昼寝もしてくれたものの、体温の上昇は気がかりです。
ここでスタッフの方が午睡後の保育のポイントを決定します。
熱が上がってきているから、午睡後は状況を見て、落ち着かせるような遊びをさせようと決めました。

午睡後はどうか

15:00頃、午睡も終わり着替えをしておやつの時間です。
目覚めた後の検温では38.9℃なので、やはり熱は上昇傾向にあるようです。

クーリングをしながら、おやつを食べ始めます。昼食の時と同様、食欲が有り、よく食べています。

おやつの後は遊びの時間です。午睡後は行動に変化が現れる一つのポイントです。

ここでこの子がどんな遊びをしたがるかを注目してみると・・・ なんと元気なこと!

いつもどおりの笑顔でよくしゃべるし、動き回る。
ここで変化が見られたのが、これまでは一人でおもちゃで遊んでいたのが、 他の女の子とままごとをはじめたこと(私は入れてもらえませんでした)。
コミュニケーション能力もバツグンで、機嫌の良さが伺えました。

クーリング後に再度検温したところ、熱は38.6℃あったため、再度クーリングを行いました。

一日楽しく過ごせて良かったな と思う反面、病児保育は予想がつかないものだと思いました。
熱があっても元気で過ごすケースもあれば、その逆だってあり得るのです。元気だからといって、一時も油断ができない、緊張感の連続の中での仕事であるということを身をもって実感しました。

そしてこの日は17時過ぎに退室となりました。

一日を終えて

今日の実習は、一人の子を注目するという目標でした。
基本的に担当は割り振るものの、 時には他の子を見ながら自分の担当の子を見るのは大変なもの。
そこを補うため、スタッフの方は担当の枠組みを超えてフォローし、情報を共有しています。

気付きとしては、小さな子は熱があっても元気に動き回るという話は聞いていたけれど、本当だったということ。 ただ、表情が良くて元気に見えても、熱やちょっとした変化に対して常に意識していなければならない。 病児保育は、大まかな見た目だけで判断するものではなく、小さな変化を常に見逃さない、きめ細やかさが問われるものなのだと感じました。

次回の更新は5/21(火)の予定です。

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