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【第2弾/非保育系男子の挑戦】目指せイクメン!テツさんの病児保育実習日誌~5日目

2014.05.23

【第2弾/非保育系男子の挑戦】目指せイクメン!テツさんの病児保育実習日誌~5日目

生後6ヶ月~1才1ヶ月までの子ばかり!

実習5日目のお預かりは生後6ヶ月~1才1ヶ月の子が7人と、比較的年齢層が固まっていました。
しかもバランスよく、6ヶ月、7ヶ月・・・と1ヶ月刻みに続いていたため、1歳までの成長過程を見るにはとても参考になる状況でした。
そこで、この日の目標はいろいろな子の、いろいろな小さな変化を見つけることにしました。

ところが、そんな余裕は・・・

意気込みは良かったものの、いざ始まってみるとこれがもう大変。
ハイハイの子からつかみ立ちをする子までさまざま。いつもどこかで泣き声が聞こえている状態です。

泣き続ける子には、その理由を考え、対処します。
泣きながら私の体によじ登ろうとする子には抱っこだろうと抱え上げるも、泣き止むどころかさらに泣き始めてしまいます。
泣き続けてしまうと、抱っこしているこちらも不安になってしまうもの。
そうこうしているうちに他のスタッフのかたが抱っこしてあげると、落ち着いてくれて一安心でした。

検温も一苦労

これまでの記事でも触れてきましたが、適宜検温することで体温の変化を把握することはとても重要です。
何かをしている隙を見計らい、検温しようと体温計を脇に忍び込ませても、自分から外してしまいます。
多少押さえつけるようにしたら、それはそれで嫌がってしまいます。
体温計を外されてははさみなおすの繰り返しで、なんとか一人の検温を終えるような状況でした。

大変なことをしている時間というのは体感時間は長くなるもの。
私はともかく、この子には苦痛の時間だったんだろうなという思いです。

食事の様子を観察してみる

そして、お待ちかねのお昼ごはんの時間です。
まだ一人で食べることができない子たちなので、スタッフのかたが介助してあげながら、飲食しています。
全体的に見ると、みんな美味しそうに食べていますが、一人一人をよく観察していると、様々な表情の変化を見ることができます。

美味しそうに食べる子、ゆっくりと食べる子、時折こっちを見てはにっこり笑ってくれる子、一つ一つの表情の裏に
隠された真意はなんだろうと考えていました。

笑顔に隠された真意とは

特に印象的だったのは、時折笑顔を見せてくれる子でした。
食事の時にかぎらず、目が合うとにっこり笑ってくれるけど、どこか不自然な印象。
スタッフのかたと話していると、「知らない場所にやってきて、無理してでも笑顔を作り、自分の居場所を確保しようとしてるんだね」

うーん、笑顔ひとつとってもそこまで読み取れるのか!

午睡もにぎやか

すでに寝ついている子も含め、これからは午睡の時間です。
これまでの実習では上は4歳位の子までいたので、自分から布団に転がって寝てくれる子が多くいました。

この日は1才未満の子ばかりなので、寝付くためには抱っこしたり、あやしてあげないと行けない状況です。
スタッフの方は一人で二人の子を背負いながら、布団で横になった子の背中をさすってあげる状態で、
担当する子が寝つくまで優しく寄り添ってあげていました。

この日は全員が寝ついたかと思っても、どこかで誰かが泣いているような状況。
一時も目を話せない午睡でした。

次のページでは、再度検温にトライします。

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