【速報!】第7回保育スキルアップ・オープンセミナーを開催しました!
2014.06.23
こんにちは、JaSCA事務局の三枝です。
一昨日6月21日(土)に第7回保育スキルアップ・オープンセミナーを開催し、58名の方にご来場いただきました。
本日はセミナーの速報として、写真にて当日の様子をお伝えします。
第1部は北浜直先生による感染症対策講座、「夏の感染症 保育所での対応はこれでバッチリ!」。
北浜先生は川崎市高津区にある北浜こどもクリニックの院長として、またクリニック併設の病児保育室「ブルーラグーン」代表として、病児保育に関してご自身のブログやマスメディアを通じて積極的に発信されています。
今回のセミナーでは、昨年の大流行が記憶にあたらしい手足口病、当サイトで「夏かぜトリオ」としてご紹介しているヘルパンギーナ、プール熱をはじめ、水痘、溶連菌といった感染症(すべてJaSCA公式サイト内、病児保育のツボで特集しています!)、水いぼ、とびひといった皮膚のトラブル、予防接種の最新情報や、現場の小児科医からの一言など、たくさんの内容を、テンポよくお話いただきました。
参加者アンケートでも「最新の情報がわかった」「現場のことが聞けてよかった」「先生の語り口がよかった」といった声を多くいただきました。
続く第2部は上原英子先生によるワークショップ、「【病児の心に寄り添うアート体験】アート・セラピー・ワークショップ2014」。
上原先生はカナダ ブリティッシュ・コロンビア州公認 臨床心理カウンセラー、アート・セラピストとして心理療法の臨床に携わっていらっしゃいます。
上原先生のワークショップは昨年に続いて2回め。今年は病気の子ども(病児保育から、入院が必要な病棟保育のお子さんまで)によりフォーカスした内容で講義いただきました。
下の写真は参加者アンケートでも「楽しかった」という声が多く寄せられたエクササイズ。
2人1組のペアで各自ペンを持ち、1人が書き始めた線のあとを追いかけて、もう1人が書いていくというもの。
紙とペンが2本あればいつでも、どこでも、もちろん病気の子どももできる遊びです。
(実はここにも北浜先生のお姿が!北浜先生は第1部の講義の後、第2部には受講生として参加いただきました。この日はクリニックでの午前診療を終えられた後、当協会のセミナーにご登壇いただくというハードスケジュール。北浜先生、本当にありがとうございました。)
エクササイズが始まると、ペアごとに様々な線ができあがっていきます。
このエクササイズのすごいところは、ただ楽しくて終わりではなく、次の展開もあるところ!
気になる次の展開については、後日の「終了報告」であらためてご紹介します。
今回のセミナーでは第2部終了の後、講師のお2人の先生、当協会理事長の駒崎も交え、参加者と講師のお茶会の時間を設けました。
当協会のミッションは「病児保育の担い手同士が『繋がる場』を生み出す」ことにあります。
これまでのセミナーでも会場内で交流はみられていましたが、もう少し深く繋がるきっかけにできないかと考えての試みでした。
講義中とはまた違う雰囲気のなか、各テーブルの会話が弾み、直接講師に質問をされる参加者の方も多くみられました。
北浜先生、上原先生にもご快諾いただいた結果、今回は病児保育の担い手同士の交流に加え、講師と参加者との交流も叶いました。
あらためて北浜先生、上原先生、お2人の先生に御礼申し上げます。
本日の速報はここまでとさせていただきます。
詳細な「終了報告」につきましては、今しばらくお待ちくださいませ。