第1回施設見学会報告~見学会ってどんなことをやるの?~
2016.05.13
こんにちは、日本病児保育協会事務局です。
先日、初の試みとなる「病児保育施設見学会」を開催しました。
まだ現場経験のない方や、自分の勤務先以外の施設について知りたい方に向けて、
「実習以外の場でも病児保育に触れられる機会をつくりたい」と思ったのが開催のきっかけです。
当日は認定病児保育スペシャリストWEB講座を受講中・認定者から合わせて7名が参加されました。
看護師さん、保育士さん、
病児保育の開設を検討している医院にお勤めの方、
と皆さんの背景は様々ですが、リアルな現場を通して学ぼうという姿勢が素敵でした。
今回ご協力くださった「小坂こども元気クリニック」さんは、東京都中央区にあります。
この日は4名のお子さんのお預かりがありました。
お子様を怖がらせないよう、見学は2名1グループになり、30分交代で病児保育室に入りました。
見学者は保育室や水場など細かく観察し熱心にメモを取っていました。
見学終了後は、「小坂こども元気!クリニック」の看護師さんを囲んで質問タイムです。
参加者の皆さんから質問はとても現実的でした。
【保育中の鼻水の対応はどうしてますか?】
→病院併設型の小坂こども元気!クリニックでは、状況判断を保育士がします。
診察室へ連れて行ったり、保育士が簡単な器具を用いて鼻吸いを行うこともあります
【看護師と保育士はどのように連携していますか】
→看護師保育士の連絡ノートを置いている、
気になったことなどを記入し看護師やドクターが答える、
又翌日の保育に関連させスムーズな保育になるようにしている
また、参加者の方からは「次回はいつ頃を予定していますか!?」「次回はもっと別の地域で!」といった次回への要望も早速寄せられました。
初めての試みでしたが、多数の応募と次回へのご期待をいただき、改めてニーズの高さを感じ得ているところです。
次回は10月から11月にかけて企画・開催予定です。
今回わかった課題や皆様のお声をもとに、よりよい施設見学会をつくりあげて参ります。