資格更新制度の目的と概要:「学び続ける」ということ
2014.12.03
みなさんこんにちは。事務局のサチです。
先日、JaSCAの公式Twitterに、「更新制度の目的や必要なものなどについて、まとめてあるページはありますか?」とお問い合わせをいただきました。更新の詳細については、対象者に向けてメールで発信はしておりましたが、公開されているものとしてはごくごく簡単な情報のみでした。
今日は、なぜ認定病児保育スペシャリスト資格が「更新制度」をとっているのか、またどんな風に「更新手続き」を行っているのか、お伝えしたいと思います。
資格更新制度の目的について
認定病児保育スペシャリストは、病児保育とその周辺に関する最新の知識及び情報を身に付け、病児保育施設、訪問型病児保育、保育所、ベビーシッター、ファミリーサポートなど幅広い場で活躍することが期待されます。
保育・子育て支援関連市場が日々変化するなか、常に最新の知識と能力を以って「病児保育」が提供できるよう、継続的に知識や技能の維持・向上に努める必要があります。
このため、認定病児保育スペシャリスト資格は「一度認定されたら終わり」の資格ではなく、1年毎の資格更新制を採択しています。
継続学習のための機会提供
認定者に向けては、年間を通じ、「主体的に学ぶ場」「共に学ぶ場」を提供し、効果的な継続学習が行えるよう支援します。
(例)
・認定者コミュニティの運営
・認定者限定セミナーの運営
・病児保育および保育に関する情報提供
・資格認定試験の試験官および補佐の参画機会の提供
更新制度の概要 (2017年3月1日現在)
1.更新条件
資格更新条件は、以下の2点で構成されています。
1)当協会の更新手続きを完了したもの
2)更新料(税別 5,000円)の払い込み
2.資格の有効期間と更新の時期
3.資格の失効
学ぶための環境について
資格の更新手続きについて、お伝えしてきました。
あらためて「学び続ける」ということを考えてみると、
学生のころは、中間テストがあって、期末テストがあって・・・学期ごとに「通知表」の形で評価を受けていました。こういった「節目」があると、学び続けるのは比較的容易ですが、大人になり社会に出ると、こういった節目から解き放たれ、途端に「学び続ける」ことのハードルがあがるように感じます。
「学びのための動機」「学ぶための仕組み」そして「ともに学ぶ仲間」。
学生の時に揃っていた「学びの環境」を、認定病児保育スペシャリスト資格は「更新制度」と「認定者のコミュニティ」といった形で、提供していきます。認定病児保育スペシャリストとしての認定は「ゴール」ではなく、「スタート」だと捉え、認定者同士がつながり刺激し合い、「学び続け、進化し続ける」ことを目指しています。
JaSCA事務局スタッフ一同も、共に学び、そして認定者の学びを支援する存在でありたいと思っています。
わかりづらい点などありましたら遠慮なくおたずねください!