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【感染経路】第16回認定試験のポイントと解説①(「感染予防について理解する」より)

2021.03.03

第16回認定試験課題1では、「感染予防について理解する」から”感染経路”について出題しました。

 

※出題箇所

講義8「感染予防について理解する」

 

試験課題

【設問1】 

web講座で扱った「感染経路」は4つあります。

”飛沫感染”以外の名称と、その説明について回答してください。

<記入> 制限時間:2分

飛沫感染以外の名称とその説明を補助用紙に記入してください。
記入が終わりましたら、「終わりました」と告げてください。

 <回答> 制限時間:1分30秒

補助用紙に記入した内容をもとに口頭で回答してください。
回答が終わりましたら、「終わりました」と告げてください。

 

模範解答例 

 【設問1】(回答の順番は採点に影響しません)

1つめは、空気感染です。これは、乾燥した飛沫の中の病原体が感染力を保ったまま空気中に拡散し、それを吸い込むことで感染します。

2つめは、経口感染です。これは、病原体に汚染された水や食べ物が口に入ることで感染します。

3つめは、接触感染です。これは、体液や血液など病原体を含む感染源に触れ、その汚染された手で目・鼻・口などの粘膜を触ることで感染します。

 

合格の基準

この設問では、以下の点について判定を行いました。

◯感染経路名、およびその詳細な経路を理解している

 

ポイント解説 

 【設問1】 

◯感染経路名、およびその詳細な経路を理解している

過去の認定試験でも出題した問題ですが、今回の「感染経路」の問題では、例を出さず、web講座で扱っている3つの感染経路の名称と詳細な説明を正しく答えられるかを問いました。

病児保育に携わる者として、「病気がどのように他者に感染するか」の知識は必要不可欠です。

感染経路を知っておくことで、他の子どもへの感染、保育者自身への感染を防ぎ、感染症の拡大を最小限に留めることができます。

 

事務局の所感

既出問題でもあり、皆さん過去問題をよく勉強され、また昨年来の新型コロナウイルス感染予防が身近になっているので、「感染経路の名称」「詳細な説明」ともに、正答率は高かったです。

しかし、空気感染の説明が曖昧な方もいらっしゃいました。飛沫感染と混同しやすいですが、この機会に正しい意味を学習してください。

 実際の保育現場で活かすには、事前に正しい知識をインプットすることが大事です。

web講座やテキストで学習される際は、キーワードを覚えるだけではなく、意味を深く理解することが、保育現場での有効な感染予防につながるでしょう。

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