今年は流行が早いかも!?夏の感染症まとめ
2016.06.02
6月に入り、本格的な夏が近づいてきました。
5月に全国各地で気温30℃以上の真夏日を記録するなど、今年の夏は厳しい暑さが予想されます。
暑さもそうですが、やっぱり気になるのは、手足口病・プール熱など子どもの「夏の感染症」。
早い時期から気温の高い日が続くと、感染症の流行時期が早まる可能性もあります。
このタイミングで「夏の感染症」について改めて確認してみましょう。
「手足口病」「ヘルパンギーナ」・・・6~7月がピーク
症状が似ている「手足口病」と「ヘルパンギーナ」。もちろん違いがあります。
どちらも一度罹患していても、再び罹患することもあるので注意が必要です。
「プール熱(アデノウイルス感染症/咽頭結膜熱)」・・・7~8月がピーク
プール熱という名前に騙されがちですが、要はアデノウイルスによる感染症で、プールに入っていなくとも感染します。
高熱が数日続くため、子どもにとってもつらい病気となります。
「水ぼうそう(水痘)」・・・7月までがピーク
2014年からワクチンの無料・定期接種が開始されたため、流行の抑制と重症化を防げるようになりましたが、感染を100%防げるわけではありません。
「伝染性膿痂疹(とびひ)」・・・7~8月がピーク
あまり知られていませんが、とびひには2種類あり、発症しやすい年齢や流行時期が違います。
まずは感染予防から!
どの感染症も、対策は「手洗い・うがい」などの基本の感染予防が重要です。
感染予防や手洗いのポイントを復習しておきましょう!
【保存版】子どもの病気・感染予防のためのたった3つのポイント
【感染経路を断ち切る手洗い】第4回資格認定試験のポイントと解説①(「感染予防」より)
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