【何秒洗いましたか?】正しく手を洗えている人は半数以下!
2015.10.15
”世界で、5歳の誕生日を迎えずに、命を終える子どもたちは年間660万人。その原因の多くは、予防可能な病気です。私たちの生活には、当たり前にある水やトイレ、そして食事・・・それらが不足しているために、不衛生な環境や生活習慣を強いられ、下痢や肺炎にかかって命を失う子どもたちが約170万人もいます。もし、せっけんを使って、正しく手を洗うことができたら。年間100万人もの子どもの命が守られ、また、下痢によって学校を休まなければいけない子どもたちが大幅に減ります。”
これは、公益財団法人日本ユニセフ協会が主催する「世界手洗いの日プロジェクト」のサイトにある文章です。同プロジェクトが2012年に実施した「手洗い調査」では、調査対象者536名のうち「正しい手洗いに必要とされる20秒を超えて洗っている人」は、たったの250人程度(47%)。
特に40代男性と、男の子(0~19歳)は「手洗い時間は10秒」と答えた人がとても多かったようです。
日本に住んでいれば、そこまでおおごとではないかもしれませんが、手洗いが感染症の予防に重要であり有効であることに変わりはありません。
感染症の予防には、1に手洗い、2に手洗い、3、4も手洗い、5に手洗い。手洗いがとても重要です。
みなさんは、正しく手を洗えている自信、ありますか?
とくに保育者、学校の先生、学童の指導員、そしてお父さんお母さんなど、子どもに接触する機会の多い方は、お子さんを守るためにも手洗いを徹底しましょう。
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【感染予防の基本】正しい手洗いをマスターしよう!
▼参考資料
「手洗い白書2012」(PDF) http://handwashing.jp/dl/hakusyo.pdf
世界手洗いの日プロジェクト http://handwashing.jp/
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