【ほっとせいの病児保育入門塾】~病児保育ってどんな種類があるの?~
2014.10.22
“病児保育”
少し前までまったく世間に馴染みのなかったこの言葉ですが、最近は少し、認知度が上がってきたようです。
今日は JaSCAの大御所ほっとせいを先生に、ほやほやインターン生のしのちゃんを生徒に迎え、“病児保育の基礎”をみなさんと一緒に学んでいきたいと思います。
病児保育を知らなかった人はしのちゃんと一緒に、病児保育を知っている人はほっとせいになったつもりで、病児保育を考えていきましょう。
それでは、病児保育入門塾の開講です。
はい、よろしくお願いします!
意外と知らない病児保育の“種類”
一般的な保育所のようなところかな?保育園や幼稚園みたいな集団保育よね?確か先輩インターン生の梅くんもそういう病児保育施設で実習していたって聞いたよ♪
あっ、聞いたことはある!けど、実際どう保育しているのか想像がつかないかも…。
”施設型病児保育“とは?
さっき先生が言っていたように、何人かのスタッフで数名のお子さんをお預かりするのよね。子どもは熱があっても遊べるくらい元気なこともあるけど、いざという時のために病院が併設されていて、看護師さんがいてくれる病児保育所もあるのよね?
いざ、という時のための柔軟な対応ができる環境という安心感はあるけれど、お子さんや親御さんにとって、「いつもと違う環境」っていうことが負担になってしまうこともあるのね。
”訪問型病児保育“とは?
それじゃあ、訪問型は?
なるほど~!いつもと同じ環境で、1対1でゆっくりとした保育を受けられるのね。けれど保育者は何かあった時に1人でも対応できなければいけない、っていうプレッシャーも大きいかもね。
実際に訪問型病児保育を経験する
ハイ、先生!!
~1週間後~
ほっとせい先生、実習無事に終わりました!私は訪問型で実習をしてきたよ。
やっぱり先生が言っていたように、「いつもの環境」で過ごせることは、精神的な面でもお子さんの回復を助けられる部分が大きい気がしたわ。
病児保育は普段通う保育所の先生とは違って、初対面の保育者が行う保育よね!はじめての人・はじめての場所での保育よりは過ごし慣れたおうちでの保育の方が安心できると思うの。
それと実習では私はベテランの保育者の方に同行したから、実際は2対1での保育だったのだけれど、もしそれが1対1になった時、その場でお子さんへの対応について相談できる相手がいないとなると、困ることもあると思ったわ。
実習中にお預かりしているお子さんの病状が急変することはなかったのだけど、私は小さなことでもわからないことが多かったから、もし相談したり聞くことのできる相手がいてくれたら心強いよね。
訪問型病児保育には、1人で保育に向かう保育者のサポートをしっかりとすることが大切だと思う。
ここでは実習で学んだことを話しきれないから、レポートにまとめた病児保育実習日誌、ぜひ読んでみてね。
ほっとせい先生、ありがとうございました!次は何について教えてくれるかな。