いつ!?どんな病気にかかる!?子どもに多い病気の年間カレンダー
2015.04.03
新年度になりましたね。
新入園・入学・進級されたみなさん、おめでとうございます。
そして、新しく保育のお仕事を始めた方や、初めて担任を持った、という方もいることでしょう。
この時期、生活環境の変化で体調を崩す子どもも多くいます。
では、1年間の間、子ども達はいつどんな病気にかかるのでしょうか。
今回は、子どもに多い病気の年間カレンダーをご紹介します。
子どもに多い病気の年間カレンダー
※青字の病気は、日本病児保育協会の公式サイトで紹介されている病気です(2014年2月現在)
春 (おおむね4月~5月ごろ)
冬の感染症が収束する時期で、春から流行する病気は少ないですが、入園や進級などの生活の変化で、お子さんたちは体調を崩しがちな季節です。
鼻水や発熱などの初期症状を見逃さないようにしましょう。
⇒鼻水のケアはこちらでチェック!
夏 (おおむね6月~8月ごろ)
夏には手足口病やヘルパンギーナ、プール熱、アデノウィルスなど、いわゆる夏風邪が流行します。
熱症状以外に、発疹や口内炎を伴う病気が多いので、全身の観察に心がけましょう。
秋 (おおむね9月~11月ごろ)
季節の変化に反応して気管支ぜんそくが悪化しやすい時期です。
また、冬に向けてRSウイルス感染症やノロウィルスが発症し始めます。感染予防に努めましょう。
⇒感染予防の基礎はこちらでチェック!
冬 (おおむね12月~3月ごろ)
インフルエンザやRSウイルス感染症が流行します。
また、ノロウィルスやロタウィルスなどの嘔吐下痢症も流行します。
温度湿度の管理に気を付けましょう。
⇒嘔吐下痢の処理に使う消毒液はこちらでチェック!
保護者への指導ポイント
流行シーズンに差し掛かったら、徹底した予防対策が肝心です。
地域の流行情報をチェックし、掲示や手紙で保護者に向けての注意喚起をしましょう。
また、お子さんの風邪のような症状が日ごとに悪化する場合には、保護者に連絡し、小児科受診を勧めると良いでしょう。
保育所において留意すべき事項
初期症状の発見が大事です。
お子さん一人一人の様子をよく観察し、疑われる症状がある場合には外遊びを控えたり、別室での保育をするなどして、拡散防止・悪化防止に努めましょう。
※カレンダーの画像は保育系フリーペーパーのMIRAKUU様に作成頂きました。
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