【要チェック!】病児保育の最新ニュース!2019春
2019.05.10
こんにちは、日本病児保育協会 事務局です。
今回は、病児保育に関わる最近のニュースをご紹介します。
病児保育事業の実施状況(実施ヶ所数、延べ利用児童数)の最新数が公表されています
「各自治体の多様な保育(延長保育、病児保育、一時預かり、夜間保育)及び障害児保育の実施状況についての取りまとめ」(厚生労働省)の中で、最新(平成30年4月1日時点)の全国での病児保育事業実施ヶ所数、延べ利用児童数がまとめられています。
「各自治体の多様な保育(延長保育、病児保育、一時預かり、夜間保育)及び障害児保育の実施状況についての取りまとめ」(厚生労働省HP)
最新病児保育事業実施数(平成29年度確定ベース)は2,886ヶ所
昨年公表された(平成28年度確定ベース)2,572ヶ所から314ヶ所の増加となりました。(昨年は+343)
内訳をみると
「病児対応型」(対象:病気の回復期に至らない子ども)
896→985 +89 (昨年は+93)
「病後児対応型」(対象:病気の回復期でまだ安静が必要な場合や感染予防のため集団での保育が不可能な子ども)
619→637 +18 (昨年は+20)
「体調不良時対応型」(対象:保育中体調が悪くなった子ども)
1,046→1,255 +209(昨年は+227)
「非施設型」(対象:病児、病後児)
11→9 -2 (昨年は+3)
保育所等数は34,763ヶ所(平成30年4月1日時点)に対して病児保育施設数は8.3%となっています。
保育所のアレルギー対応ガイドラインが改訂されました
2011年に策定された「保育所のアレルギー対応ガイドライン」は、保育所保育指針 の改定や関係法令等の制定、アレルギー疾患対策に関する最新の知見等を踏まえ、8年ぶりに改訂が行われました。昨年改訂された感染症ガイドラインと同様に、病児保育に関わる方も参考にすべきガイドラインとなっています。
厚生労働省のHPにて「保育所のアレルギー対応ガイドライン(2019年改定版)」が公開されています。https://www.mhlw.go.jp/content/000506286.pdf (厚生労働省HP)
その他各地の病児保育ニュース
高知県初の病児対応ファミサポ 四万十市で今夏開始へ準備https://www.kochinews.co.jp/article/250947/ (高知新聞 2019年2月2日)
江東区がついに病児保育を予算化!子育て中の保護者の訴えが届いた ソーシャルアクションhttps://florence.or.jp/news/2019/02/post30055/ (認定NPO法人フローレンスHP)
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日本病児保育協会では、今後も病児保育の担い手を養成し、病児保育の質と認知度の向上を図り、更には担い手同士が「繋がる場」を生み出すことを目的に活動を続けてまいります。
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