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【突撃★隣の病児保育!】5児の母でもある「認定病児保育スペシャリスト」牧瀬弘美さんにインタビューしました!

2016.10.07

本日は認定病児保育スペシャリストのお一人、牧瀬弘美さんのインタビューをお届けします。

牧瀬さんは5児の母であり、六郷土手駅近くにある病児保育室併設の小児科「六郷こどもクリニック」の事務として働いています。

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子育て経験豊富な牧瀬さんですが、保育補助として保育室の子ども達と関わる時に自己流なのではないか、この対処であっているのか、と自信がないことも多々あったそうです。

 

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「認定病児保育スペシャリスト」牧瀬弘美さん

 

自分の子育て経験も生きると思い、病児保育室で働くことに決めました。

——–まず、「ろくごう病児保育室」の沿革と現状について教えていただけますか。

昨年9月に認可外保育施設として東京都へ届け出をし、プレオープンいたしまして、今年4月から大田区の『病後児保育事業』の委託契約をしました。
ですから、実際にオープンしてから1年が、本格的に始動してからは半年が経ちました。
開室当初は利用者がいないこともありましたが、4月からは毎日2~4人の利用者がいらっしゃいます。現在では利用者がいない日は月に1日あるかないかです。

 

——–病児保育に従事することとなったきっかけを教えていただけますか。

働いていたクリニックの院長から病児保育室を開設したいという話を頂いたのがきっかけです。当保育室では定員は4人になっていますが、施設的には6人預かれる位の広さと保育士の在職があります。利用者が増えた際には事務の方からも保育補助としてお手伝いしてほしいという相談がありました。そこで自分の子育て経験も生きると思い、病児保育室で働くことに決めました。

 

現時点の情報も、知っておくことが必要なのではないかと思います。補助で入って働く際の自信にも繋がります。

——–認定病児保育スペシャリストの資格をなぜとられたのですか?

自分のやってきた子育てが自己流になってしまっていないか不安で、相談したところ院長から認定病児保育スペシャリストの話があり、自信にもなるかなと思って資格を取得しました。

保育士、看護師資格を取るためには、とても長い時間と相当な努力が必要です。かといって子育て経験があるというだけで仕事として子どもを預かっても良いか不安に思いました。例えば私の場合、長男はもう20歳になりますが一番下の子どもは小学校二年生なんです。5人いる子どもたちの中だけでも感染症、予防接種、手当の仕方などが変わってきました。クリニックで働き始めた時も予防接種の種類が増えていて、びっくりしました。そういった現時点の情報も、きちんと知っておくことが必要なのではないかと思いますし、知っていることが補助で入って働く際の自信にも繋がります。

 

一番勉強になるのは、ここの小児科のクリニックで働いているということですね。

——–印象に残っている病児保育ややりがいを感じる瞬間はありますか。

大田区の他の病児保育室が満室で利用出来なかった親御さんがここの病児保育室を利用されたとき、帰りに「本当に助かりました」と言ってくださった時には、勤めていてよかったなと思いました。あとは、繰り返し利用して頂いたり、続けて兄弟をお預かりしたときには、信頼を得ることが出来たと感じて嬉しいですし、誇りに思います。

 

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「ろくごう病児保育室」

 

——病児保育に関してノウハウや知識を体系的に学ぶ機会はありますか。

認可外として施設登録をしていた関係もあって、東京都から研修の案内が来ることがあり、そういった研修に参加しています。院長が勉強しに行くことに対して理解があるので、最近ではエピペンの使い方の講座に行きました。でも何より一番勉強になるのは、ここの小児科のクリニックで働いているということです。感染症の流行の動向もわかるし、看護師の手当も見ているし、院長が患者さんに説明する話も聞くことも出来ます。

 

子育て中の、もしくは子育てを終えた親御さんも気軽に認定病児保育スペシャリストの資格を受講したら良いと思います。

——–うちはここがすごい!といった施設自慢はありますか?

手ぶらで来られても構わないところですね。着替えや紙おむつや食事などを、ここでは全て追加料金なく用意しています。急な子どもの病気で困っている保護者が朝忙しい思いをしなくてすむよう、こちらで出来ることは出来るだけ対応したいとの院長の配慮です。もちろん保育園の連絡帳やお薬手帳は必要ですが。笑

それからプリンセスのドレスが10着以上あるところですね。女の子は次々に着替えて写真を撮ってと喜びますし、お姫様らしくと声かけをすると穏やかに遊んでくれます。
感染隔離室に男の子向けにトーマスの大きなベッドもあります。それを好きな女の子も結構いますね。

 

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「ドレスがたくさんある隔離室」

 

——–最後に一言、記事を見られる方へのメッセージをいただけますか。

子どもからは本当に様々なことを学ばせてもらいました。例えば、私の子ども達の中でも同じように接しようとは思っていても、子育ては同じようにはいかないということがたくさんありました。同じ病気のはずなのに、病気の経過も皆異なっていて、ずっと寝ている子がいる一方、ずっと構ってほしい子がいるといった具合です。その度にどうしようと悩んできました。

そんな悩める子育て中の、もしくはこれから子育てをする予定の、それから子育てをした親御さんも、気軽に認定病児保育スペシャリストの資格を受講したら良いと思います。家庭看護も余裕をもって取り組めますし、子育ての自信にもなるかなと思いますし、私の場合、自己流かなと思っていたものでも、勉強してみたら合っていたんだ!という発見があったりもしました。

——–本日はどうもありがとうございました。

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