利用者目線の【工夫】があふれる「ろくごう病児保育室」
2019.12.05
普段あまり見ることができない病児保育室の内部や、そこで働く方の想いをご紹介している「突撃★隣の病児保育」。
今回は、東京都大田区の「ろくごう病児保育室」にお邪魔しました。
【本記事の構成】(※全3ページ)
●ろくごう病児保育室の紹介&病児保育室を見てみよう!
●インタビュー (保育士さん・看護師さん)
●インタビュー (院長・事務員さん)
ろくごう病児保育室
ろくごう病児保育室は、六郷こどもクリニックに併設される医療機関併設型の病児保育室です。
2018年8月に移転オープンしたため、建物自体が非常に新しく、きれいです。
京浜急行本線:六郷土手駅から徒歩2分に位置し、施設内には2台の駐車スペースに加え、駐輪スペースもあり、アクセスの利便性が高いことが施設の特徴の一つ。
1階部分がクリニックで、屋外階段を上り2階に病児保育室の入り口があります。
保育室の中を見てみよう!
入り口のドアには、当協会が認定する「認定病児保育スペシャリスト」がいることを示すステッカーが。(ありがとうございます)
では、中に入ってみましょう。
「ろくごう病児保育室」は中央のスペースと、3つの独立した保育室で構成されています。
まず目についたのは、病児保育室の「明るさ」です。窓が大きく、日の光が十分に入っていました。
それぞれの保育室に違った壁紙が貼られていて、テーマごとに「森の部屋 (保育室1)」「海の部屋 (保育室2)」「お姫様の部屋 (保育室3)」だそうです。
天井には、青空が広がっており、閉塞感を感じさせません。
保育室の間はすべて透明な仕切りで仕切られていて、見通しが良く、どこにいても全部の部屋の状況をしっかり把握できます。
院長先生によると、「保育室うち2部屋は24時間陰圧で管理されているので、感染性疾患のお子さんも安心してお預かりできます」とのこと。
また、それぞれのスペースに子ども用のトイレと手洗い場が設置されていました。