【突撃★隣の病児保育!】エンゼル多摩に行ってきました!
2012.12.21

病児保育を志す全ての人がこれまでの経験や培ってきたノウハウや知識、そして課題を共有し合い、さらに質の高い病児保育の実現を共に目指して歩んでいくために、私ども(財)日本病児保育協会(JaSCA)は皆さんの声を届けて参ります!
記念すべき第一弾は、エンゼル多摩!
施設長の池田先生とスタッフ(保育士)にインタビューさせていただきました。
ここでは、まずエンゼル多摩のホームページには載っていないような施設概要をお伝えしちゃいます♪
最後には、池田先生へのインタビュー記事のURLがあるので、気になる方はそちらもご覧くださいね!
<エンゼル多摩 施設概要>
【設立】平成8年
当時、地方では徐々に「病児保育」が行われるようになっていました。
そこで、川崎市でも病児保育を行おうと、当時の川崎市の市長と医師会長、そして最初の施設長となった故池田宏先生(川崎市医師会保育園医部会部会長、池田奈緒子先生のお父上)を中心にエンゼル多摩が設立されました。
【スタッフ】
常勤保育士2名、常勤看護師1名、非常勤保育士登録6名、
非常勤看護師登録2名、調理師登録2名、用務員1名、嘱託医登録4名
このうち日々の保育看護に常勤3名非常勤3名、その他に調理師1名用務員1名嘱託医1名が出勤します。
非常勤保育士・看護師は、それぞれの希望により、月3日から月12日くらいまでの出勤日数ですが、勤務時間は1日8時間で、常勤と変わりません。
【特徴】
1、医師会主導型
嘱託医が川崎市医師会保育園医部会から派遣され、毎日回診があります。
利用の際は、各自かかりつけ医の指示書を持参いただき、病状変化の際は、かかりつけ医および嘱託医に指示を仰ぎ、対処します。
2、完全隔離
エンゼル多摩では隔離を徹底しています。
詳しくはこの後の写真をチェック!
3、食事・遊び
◆食事
調理担当のスタッフが個々の病状やアレルギーに配慮して、毎日献立を考えます。そのため、基本的にどのようなアレルギーを持ったお子さんでもお預かりしています。
定員12名なので、多いときは12種類作ることもあります。例えばお粥では、全粥から5分粥・裏漉し粥まで対応します。
◆遊び
病状や発達に見合った遊びをするように工夫しています。
<遊びの具体例>
・玩具遊び…プラレール・ミニカー・ボール落とし・積み木・パズル他
・ごっこ遊び…おままごと・お店やさん・病院ごっこ他
・製作遊び…お絵描き・ぬり絵・季節や行事に合わせた製作他
・表現遊び…わらべうた・リズム遊び・絵本・紙芝居・パネルシアター・ペープサート他
エンゼル多摩には隔離室が2部屋あります。
各部屋にトイレと出入口が設けてあります(出入口の右にあるのがトイレです)。
隔離室は隣接していて、写真のように閉塞感を感じさせない工夫がされています。
子どもたちはいつもガラス越しに楽しく遊んでいるそうです♪
詳細につきましてはエンゼル多摩のホームページをご覧くださいませ。
http://www.myfavorite.bz/enzeru/pc/
<エンゼル多摩の「気になる」はズバリ、ここ!>
①「スタッフを信じて任せる」
弊会の理事をも務めていらっしゃるエンゼル多摩施設長の池田奈緒子先生は、資金面に関係する時やトラブルがあった際に最終的に責任を取る時以外は前に出ていかないという姿勢を大事にされています。
このように、施設長がスタッフに絶大なる信頼を置かれている病児保育施設では、一体どのような病児保育が実現されているのでしょうか?
②利用者のリピート率が高い?
利用者に個人差はありますが、通常、37.5°以上熱があったりして保育所に通園できない、親が休めない、家族に預かってもらえない等の条件が揃い、最後の選択肢として病児保育施設に子どもを預けることが多いようです。
しかし、エンゼル多摩では症状やアレルギーに配慮して食事を提供したりしているので、そのきめ細やかな対応から、子どもが保育園に通園できる状態に回復してもエンゼル多摩に預けたいというリピーターが多くいるそう。
そんなリピーターをも作ってしまう、エンゼル多摩の病児保育の質の高さはどこから来るのでしょうか!?
その秘訣は池田先生とスタッフのインタビュー記事でご確認ください!
◆池田奈緒子先生のインタビュー記事はこちらから♪
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http://backnum.combzmail.jp/?t=tn38&b=nm23&m=6778
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※申し訳ございませんが、施設または運営事務所を訪ねさせていただく関係上、首都圏内に限らせていただいてます。
子どもが熱を出したりすることは悪いことではありません。
子どもは熱を出したり、風邪をひいたりすることで、抗体を作り、丈夫に成長していきます。
私ども(財)日本病児保育協会は、子どもが熱を出したときに会社を休むのが難しいという働く親をサポートするために、そして子どもが健やかに育つために、病児保育が当たり前の社会を目指しています。
資格等を通して病児保育の担い手を養成し、病児保育の質の向上と、病児保育の認知度向上を図り、更には担い手同士が「繋がる場」を生み出していきます。
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