病児保育の遊び① 『絵本』
2016.09.22
こんにちは。JaSCA事務局のあけみです。
前職の訪問病児保育で従事していた頃、お子さんのその日の症状、年齢に合わせて対応をしていました。急性期の時、回復期の時、対応方法はそれぞれ違います。
回復期のお子さん達の時は、保育のお伴グッズを持参することもありました。
お話ができる2才以上のお子さんの時にいつもお伴するのは、
かこさとしさんの『からすのパンやさん』
この絵本は私が大好きな絵本の一冊です。
なぜ好きかという理由はいろいろとありますが、作者のかこさとしさんが私と同じ福井県越前市出身で同じ幼稚園、小学校の大先輩だということ。越前市内には『からすのぱんや号』というバスが走っていたり、かこさとしさんの本が全巻揃っていて、かこさとしワールドを満喫できる『かこさとし記念館』もあるんです。
今年90才のかこさとしさん、現在も新しい絵本が次々と発刊されているのには驚きです。
もう一つ好きな理由は、お子さんと絵本を見ながら会話ができる絵本だということ。
本いっぱいに様々なからすが描かれていたり、おいしそうないろいろなパンが並んでいて、それを見ながら「わたしはこのパンが好き!」「このからすさん何してるのかな?」なんて話しが盛り上がります。
かこさんは、この本について、「いろんなからすを描くことによって、子ども達に世界にはいろんな人がいるんだよといった多様な社会を知らせかった」と語っています。
私がこの絵本が好きな理由はここにもあるのかもしれません。
皆さんのお気に入りの絵本はありますか?
読書の秋、絵本を通してお子さんとコミュニケーションをお楽しみください。
JaSCAでは、絵本に関するセミナーを開催しました。
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