また熊本!?阿蘇山噴火の影響
2016.10.13
こんにちは。事務局のうけです。
4月にこんな記事を書きました。(「がんばれ!熊本・大分!」)
今年4月、震度7の地震によって熊本は甚大な被害を受けました。そこから半年も経たぬ10月に阿蘇山が噴火。地震からの復旧もままならぬ中、火山灰という新たな敵に町は苦しめられています。
阿蘇山の噴火の規模
「山として大きいほど、噴火の規模も大きい」と思われる方も多いかもしれませんが、実はそうではありません。富士山の噴火の規模を1としたときに、阿蘇山の規模は600とも言われます。
噴火の影響
噴火による火山灰は主要産業である「農業」と「観光」に大きな被害を与えています。
畑は火山灰まみれになり農作物は全滅。ビニールハウス栽培の作物も毎日降ってくる火山灰に日光が遮られ、生育不順やシートの張り替えを強いられているようです。
観光においても、阿蘇山に近い宿泊施設は営業ができない状態であったり、噴火への不安によるキャンセルが相次ぐなど被害が少なくありません。
また、被害が出ているのは熊本だけではありません。
火山灰は偏西風に乗って大分にも降っているとのこと。
4月の地震で被害の大きかった熊本・大分の両県にとってはまさに「泣きっ面に蜂」でしょう。
熊本・大分には知人がいます。
この苦境に負けず、何とか踏ん張って欲しいと思います。