花粉症歴16年
2017.03.09
「嫌いな季節は?」と質問されたら、
迷わず「春」と答えてしまうほど、この季節は自分にとって辛く苦しい季節です。
その原因は「スギ花粉」。
目のかゆみ、
鼻づまり、鼻水(しばしば鼻呼吸ができなくなります)
止まらないくしゃみ
ひどいときには頭がぼーっとしたり。
地域によって異なりますが、おおよそ2月から4月まで3ヶ月に渡り、この状態が続くので、毎年本当にたまりません。
皆さんの周囲にも、この時期花粉に苦しめられている方が多いのではないでしょうか。
花粉症の患者数は年々増えているそうです。(※1)
推定で3,300万人以上。まさに”国民病”といえるでしょう。
花粉症の根源、「杉」。
これだけ多くの人が苦しめられているのは、戦後一気に植林した杉が成長し、花粉を放出させる樹齢になったためだそうです。(※2)加えて、これらの杉は今後数十年は花粉散布量に衰えはないとのこと。トホホ・・・。
ちなみにこの杉をすべて別の木と入れ替えようとすると、700年かかるようです・・・。
飲み薬で症状を抑えたり、花粉吸着防止スプレー等で花粉の付着を抑えたり、最近では舌下免疫療法など新しい根本的治療法も実現していますが、効果に個人差があったり、治療に時間がかかるなど、まだ広く普及するレベルには至っていません。
日本人と杉の戦いはいつまで続くのか・・・
革新的な治療法の誕生を望みます。
※1 花粉症@STATION(http://www.kafunst.info/kafun/faq/q_1.php)
※2 東洋経済オンライン「『花粉症対策スギ』の普及が進まない根本理由」(http://toyokeizai.net/articles/-/161376)