靴下を履きますか?
2017.04.27
さくらが散り始めすっかり若葉が茂り始めました。
そろそろ紫外線対策が本格的に必要ですね。
汗ばむ季節がやってきます、そこで
靴を履く時には靴下とセットにするのが常識だと思いますか?
この頃保育園や幼稚園で裸足が礼賛されているところが多くあるようです。
しかし「裸足教育」の目的は、裸足のように足指が自由に動く環境の下で遊ぶことによって、足指が踏ん張って体のバランスをとり、自然に足の筋力の発育を促すという事です
では裸足の環境ってどうなのでしょう。
素足で靴を履けば余計に足指の動きを束縛してしまいます。
皆さんも、一度素足でスニーカーを履いて歩いてみれば、子どもの置かれた環境がいかに劣悪な状態かが分かる筈です。素足で靴を履けば、汗は直接靴の中に発散されて、靴の中で雑菌が繁殖する恐怖。
汗ばんだ足がベタベタして靴の中で摩擦して、靴擦れが起きやすくなって、靴の中に繁殖した雑菌が靴擦れした皮膚から入っていきます。
靴の選択や履き方も重要です、「シューフィッタの教え」によれば、
①足の指先から靴先の間に1cm程の余裕を確保できる
②靴ヒモや甲ベルトをしっかり締めても余裕がある状態
③足と靴が一体化している
④足指の動きを束縛しない
靴下は一年を通して靴とセットで履くべきです。
夏場は特に汗をかき易いのですから、靴下に汗を吸収させてそれを毎日取り換えるのですから、靴や足にとっても衛生的です。夏場はサンダルも5本指ソックスで履かせたらいいと思います。手間は掛かりますが、それが正しい裸足教育だと思いますし、素足で土の上で遊ばせるなら、それも裸足教育だと思います。