幼児学童デイケアを見学しました
2017.06.01
こんにちは。JaSCA事務局のあけみです。
6月10日のJaSCA主催の保育スキルアップ・オープンセミナーがいよいよ近づいてきました。
先日、今回の講師を務めていただける上部先生の勤務先へ事前の打ち合わせに伺いました。
上部先生が勤務する東京都小児総合医療センターは西国分寺駅からバスで5分。都立多摩総合医療センターと同じ敷地にあります。
大きなどんぐりのオブジェが置かれた広々としたエントランスから、各科受付では動物の置物がお出迎え。吹き抜けの設計や近くの美大の学生さんが書かれた廊下の絵画や広い中庭から光が差し込む明るい病院は、受診に来る不安なお子さんを安心させようとする雰囲気となっていました。
私達がお訪ねしたのは、「子ども・家族支援部門 育成科 幼児・学童デイケア」。
検診や保育園などのチェックで小児科を受診され、こちらの療育を勧められたお子さんが週1回通い、グループ療育や親御さんへも支援を行う部門です。
私達が伺った時は、ちょうど年長さんのグループが療育をうけているところでした。運動療法、だるまさんがころんだなどの遊びを取り入れたプログラムや椅子に座っての活動などのメニューがそのお子さんの状況に応じて組まれているとのことでした。
昔からのあそびの中に自然と身体をコントロールする動きなどが含まれているとお聞きして、乳幼児期の遊びは大切なんだなと再確認。
小1クラス崩壊問題(じっと机に座っていられない、授業中立ち歩く。。。)のことを聞いたことがありますが、こういったところにも原因があるのかなと感じました。
セミナーでは、発達の気になるお子さんの基本的な理解と事例、具体的な対応を中心にお話いただく予定です。
専門の現場ということで、様々な環境の工夫や、手作りの教材もご紹介いただき、セミナーでもいくつかご紹介いただけるとのことでした。
セミナー当日がいまから楽しみです。
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