「本を出版しました!」
2015.12.17
こんにちは、JaSCA事務局のカイトです。
突然ですが、12/16(水)に光文社より書籍を出版しました!
『誰でもできるロビイング入門~社会を変える技術~』(光文社新書)
明智カイト著
「弱者やマイノリティのために、政治に直接働きかける技術」を解説する、初めての一冊。
2015/12/16(水)発売、定価(本体740円+税)
オンライン書店でも購入できます!
http://sinkan.net/?action_item=true&asin=4334038948&ref=tw
著書内でも紹介している、日本病児保育協会の理事長・駒崎が代表理事を務める認定NPO法人フローレンスでは、「ロビイング」と「事業」を車の両輪と考えています。事業だけでもなく、ロビイングだけでもなく、その両方をまわすことによって、社会を変えていけるという発想です。
困っている人を減らすためには、事業で対応するだけではなく、困った人を生み出す仕組み自体を変えていかなければなりません。そんなロビイングの技術を紹介しています。
よろしければぜひご購入ください!どうぞよろしくお願いいたします。
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選挙だけが法や制度を変える手段じゃない!
――駒崎弘樹氏(認定NPO法人フローレンス代表)推薦!
足と言葉で世界を変える。現代に必要な実践力。
――荻上チキ氏(評論家、「シノドス」編集長)推薦!
自殺(清水康之氏)、病児保育、待機児童、休眠口座活用(駒崎弘樹氏)、いじめ(荻上チキ氏)、
児童扶養手当削減(赤石千衣子氏)、性的マイノリティの人権(著者)
――急ぎ対策が求められる諸問題への「草の根ロビイング」の実際を詳しく紹介。
「弱者やマイノリティのために、政治に直接働きかける技術」を解説する、初めての一冊。
【内容紹介】
本書でいう「ロビイング」とは、業界団体が「もっと金よこせ」と言って政治家に圧力をかけることではない。日本ではあまり行われてこなかった、弱者やマイノリティを守るために政治に働きかけることである。圧力団体が行うロビイングとは目的が全く異なるので、「草の根ロビイング」という名称も使用する。
ロビイングはそれぞれテーマや、人によってやり方が異なるため、これまでマニュアルというものは存在しなかった。そこで、本書では暗黙の了解となっていたロビイングのルールと、様々な立場からロビイングに関わってきた方たちのテクニックを紹介していきたい。
【目次】
1章 自殺対策のためのロビイング
清水康之(NPO法人「自殺対策支援センター ライフリンク」代表)
2章 病児保育問題、待機児童問題のためのロビイング
駒崎弘樹(認定NPO法人フローレンス代表理事)
3章 いじめ対策のためのロビイング
荻上チキ(評論家、「シノドス」編集長)
4章 児童扶養手当削減をめぐるロビイング
赤石千衣子(NPO法人しんぐるまざあず・ふぉーらむ理事長)
5章 「性的マイノリティ」の人々に関するロビイング
明智カイト(「いのち リスペクト。ホワイトリボン・キャンペーン」代表)
付録 ロビイング入門
【著者紹介】
明智カイト(あけちかいと)
一九七七年生まれ。主に「子ども」「女性」「マイノリティ」の権利擁護や政策提言を行う。自身も中学生の時にいじめを受け、自殺未遂をした経験から「いのち リスペクト。ホワイトリボン・キャンペーン」を立ち上げて、「いじめ対策」「自殺対策」などのロビー活動を中心に行う。二〇一二年の自殺総合対策大綱の見直しでは、「性的マイノリティ」も自殺対策の対象に含めるように政府に対して働き掛けを行ってきた。