5歳児の発熱物語 1日目【始まりは保育園からの電話】
2015.01.05
みなさま、明けましておめでとうございます。
JaSCAスタッフのマイです。
本年も日本病児保育協会、そしてJaSCAスタッフブログをどうぞよろしくお願いいたします。
さて今回は、先月我が家の5歳児が発熱した時のことをつづりたいと思います。
始まりはやっぱり、保育園からの電話
セミナーを控えたある日の午後16:50。
会議を終えて自席に戻ると、電話メモが残されていました。
”◎◎保育園の△△さん(園の看護師さんの名前)から電話がありました。
折り返しをお願いします。”
これって…まさか…
実はこの日、朝検温した時に37.0℃でした。
平熱は36.2~36.4℃なので、珍しく高めだなぁ…と思いつつ送り出したのですが、熱出ちゃったのかな…それとも転んでぶつけちゃいました、とかの連絡かな…とドキドキしながら保育園に電話。
「お昼寝前に唇が真っ青で、”寒い”と言ってたんですね。で、今37.8℃なんですが、まぁ遊んではいます。」
詳しく聞くと、最初に電話をしてきてくれた時間(15:30)には38.2℃、それから少し下がって16:30の最終検温が37.8℃だったそうです。
そういえば、朝の慌ただしさで微熱と結びつけて気付く余裕が無かったのですが、数日前から鼻水がよく出ていました。
病児保育のツボで副鼻腔炎の話を扱ったばかりなので、「鼻の奥やほっぺのとことかおでこのとこには、穴があってね。鼻水は吸っちゃうとその穴に貯まっちゃって、頭やお顔が痛くなったりお熱出ちゃったりするんだよ。だから鼻水は吸わないで、ちゃんとかもうね」と話をしたら、吸わずにこまめに鼻をかむようになっていて、偉いなぁ~♪なんて思っていたばかりなのに。
早めに仕事を切り上げてお迎えに行くと、事務室のなかの保育スペースでちょうど布団から出てくるところでした。
やはり寒気を訴えて少しくたっとしていたらしく、布団を1枚多くかけて横になってたのですが、夕方のおやつを食べようとしていたそうです(笑)
「待ってるから大丈夫だよ」と声をかけつつおやつを食べる様子を見てると、勢いは無いけれど、牛乳も麦茶も残さず飲んで、ビスケットはおかわりして食べてて、食欲はある様子。
まぁ、明日1日安静にしていれば大丈夫かな、という印象。
外はとても寒い日だったので、私のストールも子どもにぐるぐる巻きにして帰宅しました。
元気はあるんだけど…
帰宅してからも元気は元気。声をかけないと大人しく座ってはいない状態でした。
食べやすく暖かいものを…とうどんを作り終えると、その前の状態と比べると明らかに大人しくなって本を読んでる姿でした。
で、いざうどんを目にして…「こんなに食べたくない」と。
少し減らしてあげて食べていると、今度は「手が寒い」と訴える。
触ってみると確かに冷たいし、血色も悪くなっている。
冷え性な子どもですが、これはまずいかも…と思いつつうどんの器で手を暖めたりしながら食事を続けていましたが、「つらいの…」と言い出したので食事終了。
少しして検温したら…39.0℃!
横になりたいというので、膝の上でごろんとしながら30分ほど眠っていました。
ふと起きると、重たい、怖い、と訴えます。
これ、1年ぐらい前から高熱時にはよく見られるのですが、どうやらダルいというのを「布団が重たい」とか「手が重たい」とか、5歳児なりに表現してくれてるようです。
また、高熱時には怖い夢を見やすくなるようです。
「大丈夫だよ。そばにいるからね。」と声をかけて見守るしかできない歯痒さを感じます。
このあとは少し横になって落ち着き、就寝前には37.7℃で、すぐに眠りにつくことができました。
おまけ。
就寝時、いつもはママに寄り添って、時には腕枕で眠るのに、「今日は大丈夫」という5歳児。
「だってママの手にお熱がうつっちゃうといやだもん」と。ママにうつさないようにとがまんしてくれてたようです。
前回の発熱時ももれなくうつってしまい、こどもより高熱を出して倒れていたので、本人も気にしてたのかもしれないですね。
子どものためにも感染予防に努めなければ、と改めて感じました。
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