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実習担当者のひとりごと PART 2

2016.06.09

160609

 

こんにちは、JaSCA事務局みつこです。
先日萩から津和野・安芸の宮島へ旅行してきました。
まだまだ新緑といっていいほどの むせ返るような息吹を感じリフレッシュできました。

さて実習担当者のつぶやきPart2です。
(ちなみに前回のつぶやきはこちら

前回の「つぶやき」の中で、実習先の交渉に苦慮するとお伝えしましたが、
皆さんが実習候補先を探されるときも、難しいことのようでした。
口コミであったり、自治体の広報誌から見つけたり、お住まいの近くにあったりと、
様々な方法で見つけていただくのですが、おおよそは「全国病児保育施設一覧」から探されているようでした。

病児保育施設は年々増加傾向にあるようですが、まだまだ不足しているのが現状です。
各地域によっても、病児保育の施設数に差もあるようです。

また、様々な事情からスムーズに受け入れてもらえることは少ないです。
お断りとなってしまう理由はいくつかあります。

・預かり児がいないため
・実習にスタッフを取られてしまうと現場のマンパワーが下がるため
・教えられる体制がないため
・自治体に委託されているので単独で返事ができない
・資格の認知度が低いから受け入れてもらえない

協会の認知度が足りていない問題もありますが、これらの理由に病児保育施設全体が抱える問題が現れているように思えます。

子どもは突然病気になるため、お預かり人数が安定しないうえ、季節によっても変動があり、結果、保育児童が0人のこともあれば、満員のこともあります。それによって、保育側の人数も調整しなければいけません。そのため、最小限の保育者しか配置できず余裕がない状況も多々あります。

実習生の希望と、施設側の実状。
その間で両者が上手く折り合い、よい実習ができるよう、実習の受け入れ交渉を行ってまいりたいと思います。

 

ここで、これまで実習の実績を重ねて頂いている施設をご紹介します。
実習を受け入れる施設の”生の声”を届けられればと思います。
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愛知県「アートチャイルドケア尾張一宮保育園」さん
開所後間もない時期にもかかわらず、
積極的に実習の受け入れをしてくださいました。

園長先生は、
「開所まもなく、また実習受け入れは経験がない初めての取り組みなので、
実習担当者の看護師と協議して考えさせてほしい」とご検討くださり、
受け入れについてお返事をいただくまでドキドキの一週間でした。

また、初めての実習の受け入れ後に感想をお聞きしました。

「受け入れることは、まず自分たちの体制が整っているかが不安でした。
教える事は初めて行うので難しいと思っていた。
実習生が熱心な姿勢だったので自分たちも頑張れました。
協会から指導書をもらってなんとか出来たし、実習受け入れにチャレンジしてよかったと思ってます。
教えることは自分たちの勉強になりました」

 

次にご紹介するのは、実習を行った実習生の感想です。

「実習に行って、とても丁寧に教えてもらえた。
実際の現場がいかに大変か体験し、病児保育の重要さを改めて感じた」

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