5歳児ジロウとスキャモン。
2016.05.26
こんにちは、事務局の幸です。
先週の日曜日、ふと思い立ち、5歳の末っ子(ジロウ)と山登りをしてきました。
息子の「はじめて」に選んだ山は、日本百名山の中で最も低い(877m)筑波山。
家から一番近く親しみのある山なので。
比較的体格の良いジロウではありますが、「登山」は普段あまりない運動だし、筑波山の山頂ちかくは岩場が多く、5歳で登りきれるのか若干の不安を抱えつつ。
まぁ、最後は抱えて登る覚悟を決めて。
せいぜい1時間ぐらいが限度かな、と見積もり。
ロープウェイの発着場所から登る一番短いコースをチョイス。片道2キロ。
勇み足で山に分け入ったジロウでしたが、5分登っては休憩、また5分登っては休憩。
遅々として進まず。笑
それでも「今日はジロウが隊長だからね」と声をかけると、キラーンと目が光り、先頭(といっても二人で登っているのですが・・・)を堂々と登っていきます。
同じ年頃のお友達もチラホラ登っていたこと、下ってくる中高年の団体が口々に「ボクすごいね!がんばって!」「ボクえらいな~」と声をかけてくれたこと、などが大きくジロウを励まして。
登り始めて1時間半で、山頂に到着。(うち休憩していた時間はおそらく20分ほど)
山頂で食べたおにぎりの美味しかっこと。
保育らしいことに無理やりつなげますが。
「スキャモンの発育・発達曲線」というものをご存知でしょうか。「神経系統は生まれてから5歳頃までに 80%の成長を遂げ12歳でほぼ 100%になる」というものです。神経系の発達がめざましく、さまざまな神経回路が形成されていく大切な時期に、神経回路に刺激を与え、その回路を幾重にも張り巡らせるためにも多種多様な動きを経験させることが、とても大切だと言われています。
この時期以降、5~8歳を「プレ・ゴールデンエイジ」、9~12歳を「ゴールデンエイジ」、13~16歳を「ポスト・ゴールデンエイジ」と区分して捉える考え方が、スポーツ指導の場では広く浸透している模様。
ゴールデンエイジ、ポスト・ゴールデンエイジに続くこの時期、やがて運動会でリレーの選手になりたい!と思った時になれるように。
いろいろな運動をさせて神経回路を発達させねば、と思った日曜日。
次はどの山に登ろうかしら。
海がいいかしら。
ではまた。