【ごあいさつ】お世話になりました!JaSCAを卒業します。
2016.08.25
みなさんこんにちは!JaSCA事務局の幸です。
先月のメールニュース「ほっとせい通信」の編集後記でもお伝えしましたが。
この度、JaSCAを卒業することとなりました。
かしこまった挨拶は苦手なため、勝手ながら・・・JaSCAに関わった4年間を振り返り、お世話になった皆様へのお礼とさせていただければと思います。
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3人の子どもを育てながら働き続ける中で、病児保育の問題とは常に隣り合わせで、悩み・もがきながら進んできました。
2人目の子の時には、復帰して1ヶ月後に、3週間の入院という憂き目に・・・。24時間付き添いが必要な病院で、夜の間付き添い朝が来ると母にバトンタッチして病院から出社、勤務後はまた病院に戻って朝まで付き添い・・・という生活で、3週間で体重は5キロ減り、働き続けることへの自信を失いかけた中で、一筋の光はweb検索で見つけた「病児保育」という4文字でした。
2011年11月に3度めの育児休業から復帰し、同時に「病児保育の資格を創る」プロジェクトに手を挙げて参画。「資格を創る」ということ自体が人生初めての経験であり、しかもそれが「病児保育の資格」という、日本で初めての取り組みだったため、「確信」なんてものとは程遠く、暗中模索の日々でした。
「子育てと仕事の両立が当然で、子どもが社会全体で幸福に育てられている日本社会」を目指したい!という気持ちを原動力に、2012年9月18日に、一般財団法人格を取得して団体を設立。
同9月29日に、シンポジウムを開催。
定員100名で参加者募集して、前日朝の時点で120人超!
当日キャンセルもあるだろうし、7割来てくれたら万々歳だね、と言っていたのに。
蓋を開けてみれば、お申し込み者ほぼ全員が参加くださいました。
病児保育の新たな展開を待ち望み、また病児保育をより良くして行こうと志す人が、こんなにもたくさんいる事に、力を得た一日でした。
その日から4年弱。
一般の累計認定者数は約150名。指定校制度での認定者を加えると、300名を越す数に。
7回の認定試験、12回のセミナーを開催し、たくさんの病児保育施設にインタビューさせていただきました。
連続ドラマで病児保育が取り上げられたり、国の規制緩和があったり。今年に入ってからは、保育士養成校(大学・短大・専門学校)からの問い合わせも後を絶ちません。病児保育を取り巻く状況は、この4年で大きく変化してきたことを肌で感じています。
あと一息。 2年後、3年後の日本は、団体設立当初に思い描いた「病児保育をあたりまえの社会インフラにする」という夢も、夢ではなくなっているに違いないと、思っています。
JaSCAは卒業しますが、「子育てと仕事の両立が当然で、子どもが社会全体で幸福に育てられている日本社会」という、JaACAのビジョン実現に向けての想いはこれからも変わりません。
ゆるやかに、JaSCAの活動には、関わって行きたいなぁ・・・と思っています。
JaSCAの活動を通じて出会った皆様、大変お世話になりました。 今後とも、JaSCAへのご理解、ご指導、ご支援をよろしくお願いします!
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