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【救急搬送】夜中2時、それは突然やってきた。

2015.07.09

みなさんこんにちは。サチです。
本邦初、「病児保育」をテーマにしたドラマ『37.5℃の涙』(TBS 木曜夜9時)がスタートするその日に、スタッフブログが回ってくるという運の良さ。
軽くプレッシャーを感じつつ、なんとかドラマに寄せて、書いてみようと思います。

わたしが、まだ母親として未熟で、子どもの病気や発熱の知識に乏しい上に、病児保育問題の只中に居たころの、お話です。

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SB150709
2006年12月10日。

午前2時の少し前。
突然火がついたように泣き始めたハナコ(0歳11か月)。

抱き上げると断続的にビクンビクンと身体を震わせること十数回。
しゃっくりのような間隔で「ビクン」と身体を反らせるような、硬直させるような、そんな動き。
そしてその「ビクン」のたびに何か恐ろしい物でも見たかのような顔でいっそう激しく泣き叫ぶハナコ。

「夜泣き??」というのが最初に持った思いでした。

あまりの大泣きにタロウもも「どうした、どうした?」と目をこすりながら起きてきて。(パパはタロウよりも後にお目覚め・・・)
「なんかやっぱり夜泣きにしてはおかしいんじゃないだろうか」
と不安に思い始めたころ、突然「ビクン」が止まりました。

「やれやれ~」
とホッとしたのも束の間。
ハナコの顔を見ると・・・眼球が左に寄ったまま動かない状態。

「ハナコ!!ハナコッ!!?」
と声をかけてもホッペをぺちぺちしてみても反応なし。
「なんなの!?どうしたの!!!」
慌てふためきつつ、あちこち引っくり返してとりあえず今夜の待機病院の電話番号を探し、電話。

すでに最初の「ビクン」から15分ほどが経過。
状況を説明するとすぐに救急車を呼ぶように、との指示。
救急車は7分ほどかかって到着。
家族4人で乗り込むと、やっとハナコの眼球が「どろり」と動いたのでした。。

熱は40.2度。
ハナコ初めての熱性痙攣でした。

市立病院に到着して、坐薬(ダイアップ)を投入してもらい、3時間弱、様子を見て再度痙攣が起こる気配もないので帰宅。

いやいやいや。
大事に至らずよかった。
と、このときは思ったのですが。
いま思うと、コレは大変な出来事の幕開けだったのでした・・・

(次回へつづく)

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