【我が家のインフルエンザB型体験記】
2015.02.18
こんにちは。JaSCA事務局のさえです。
例年より3週間流行が早まったといわれている今シーズンのインフルエンザ。
小学校3年生の我が家の娘、学年で3クラスあるのですが、他の2クラスは12月と今月2月に入ってから学級閉鎖になり、まだ学級閉鎖になっていないのは娘のクラスのみです。2月に入ってからはA型だけではなく、B型に感染したという話も聞こえてきます。
インフルエンザB型と聞くと、今でも娘が最初にインフルエンザB型に感染した時のことを思い出してしまいます。
ワーキングマザーにとっては恐怖の、でもよくあるきょうだい感染でした。
水分もとりたがらず、ぐったりな息子
最初に感染したのは当時小学生だった息子でした。
帰宅して早々「なんだか頭が痛い・・・」と寝てしまいました。熱は39度超え。
インフルエンザは発熱後すぐに検査しても反応が出ないことがあります。
翌朝にかかりつけ医を受診して、インフルエンザB型と判明。
夜もうなされていましたし、水分もとりたがらない。
受診後もお薬が効き始めるまでは「ぐったり」という言葉がぴったりでした。
効き始めると熱も下がり、そのまま出席停止期間が過ぎるのを待つ日々。
病児保育を利用することがなかった我が家では、ここまでですでに3~4日間、私は当時の仕事を欠勤していました。
ああ、どうか娘にはうつりませんように!!
「○○○○食べたい!」とリクエストする、機嫌のよい娘
母の願いむなしく、息子が元気になってきた頃、今度は娘の熱が上がってきました。
娘も熱は39度超え。
ああ、(お兄ちゃんのインフルエンザが)うつってしまった(涙)と思い、かかりつけ医で検査をしてみても反応は出ません。
小さい頃から扁桃腺が腫れて高熱を出すことが多かった娘。お医者さんからは「いつもの風邪だね」との診断を受けました。
帰宅後も熱は高いのですが、機嫌もよく、元気な様子。
さらには「ママ、とんかつ食べたい!」のリクエストまで。
高熱なのに、と、とんかつ!?
リクエストは却下したものの、息子とはずいぶん様子がちがうので、いつもの風邪ですんだのかなと思っていました。
インフルエンザの判明に時間がかかることも!
いつもの風邪の時に処方されるお薬を飲んでも、娘の熱は上がったり、下がったりを繰り返しました。あっという間に3日が経過。
いつもの風邪なら熱が下がり始めるタイミングに多少の前後差があっても、上下することはありません。
やっぱりいつも風邪とは違う!と感じ、再び受診へ。
2回めの検査を行い、ようやくインフルエンザB型と判明したのは発症5日めのことでした。
子ども2人のインフルエンザが完治するまで2週間近く、私は当時の仕事をお休みして対応しました。
数少ないよかったことといえば、小学校で娘が使う「さんすうセット」のお名前シール貼りを2月中に終えることができたことくらいでした。
子どもひとりひとりの症状に寄り添う
JaSCAで病児保育に関わるようになるまでの私にとっては、この体験はワーキングマザーによくある「恐怖の2週間」という印象が強いできごとでした。
でもあらためて考えてみると、同じインフルエンザB型で、同じように発熱していていたにも関わらず、2人の子どもの状態や機嫌はずいぶんと違いました。
認定病児保育スペシャリストの公式テキストの中にも、発熱の時に関してこんな記述があります(P81)
~熱がある・ない、という判断も大事ですが、子どもの「ぐったり度」をよく観察しましょう。~
本当にその通りですよね!
この記事をご覧いただいている方の中には、まさに今、お子さんがインフルエンザだったり、他の感染症にきょうだいで感染している方もいらっしゃるかもしれません。インフルエンザや主な感染症についてはJaSCAの『病児保育のツボ』コーナーでチェックしてみてくださいね。