手洗いとせっけん

2015.04.23

SB150423

先日自宅で子どもと一緒に、子どものスペースの断捨離をしました。
昨年の学校関係のプリント類や、子どもが学校で使っていた教科書やドリル・ノート類を処分したり、制作物を整理してファイリングしたり。

ふと処分しようとしていた書類の切れ端をみたところ、目にとまったものがありました。
それは、家庭科(小学校5年生)の副教材だった下敷き。上の子が3年前に使っていたものです。
内容は「手の洗い方による細菌の残るわりあい」のデータでした。

データには「くみおき水で簡単に」洗った時は細菌が36%残ってしまうのに対して、「せっけんでていねいに」洗った時は0.22%まで細菌の残る割合を減らすことができると記載されています。
感染予防のために手洗いをしているのに、36%も細菌が残ってしまったら意味がないですよね。
「簡単に」vs「ていねい」に洗った時の差は歴然ですが、おなじように「ていねいに」洗ったとしても、流水と石鹸では割合に相当の差があることもわかります。「ていねいに洗う」こととともに、せっけんを使って洗うことも大事なのですね。

JaSCAではこれまでも手洗いの重要性をお伝えする記事を発信しています。
すでにお伝えしたのは、認定試験で出題した「手洗い検査器を使った手洗いの成果」「手洗いの技法」のポイントと解説ですが、それとはちょっと違う視点での手洗いのデータのご紹介でした。

しかし、断捨離中にスタッフブログの題材が見つかるとは・・・。
勢いあまって、すぐに捨てなくてよかったです(笑)

文責:さえ

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