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【私が風邪をひいた時はどうしてた?】15年前の病児保育

2014.12.18

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みなさんこんにちは、しのです。
実は私、先週風邪をひき寝込んでいました(^_^;)
寝込みながら、ふと昔風邪をひいた時のことを思い返していました。
私はいまだに風邪をひいた時は心細くなってしまうのですが、小さいころは夜に熱があがると、泣いて母を呼んでいたことを覚えています。
私がもの心つく頃には、風邪をひくと母が仕事を休み家で看病してくれていました。
では、私が赤ちゃんの頃はどうしていたのか?
私が7歳だった15年前に病児保育はあったのか?

気になったので、母に聞いてみました。

 

私が風邪をひいた時、どうしてた?

私が保育園に通い始めたのが3歳からでした。
そこから母は仕事に就き、長く正社員として仕事と子育ての両立をしてくれていました。
幸い私の姉2人と私は体が丈夫だったそうで、めったに熱を出すことはなかったようです。
母の勤め先も働くママが多く、私たちが病気になった時には快く休みをとらせてくれていたそうです。
母いわく、私たちが病気の時に仕事を休めなくて困ったことはなかったということでした。

しかし、たぶんこれは稀なケースで、働くママへのアンケートでは、「仕事と子育ての両立で困ることは何ですか?」という質問に、72%の人が「子どもの突然の風邪や発熱」と答えています。(認定病児保育スペシャリスト試験公式テキスト,p9)
また別の調査では「必要性を感じる育児支援制度は何ですか?」と尋ねたところ、約86%の人が「子どもの看護休暇(有給)」と答えています。(同テキスト,p9)
多くの人が仕事と子育ての両立に困難さを感じていることがわかると思います。

ただ私が7歳だった15年前に病児保育はほぼないに等しく、病児保育問題は保育の闇と呼ばれていました。

 

たった15年で世界は大きく動く

前回のサエさんのスタッフブログ「未来を予想したエピソード、現実はどうなる?」でもサエさんがおっしゃっていますが、現在の小学生の65%は大学卒業時に今はない職業に就くと言われています。
私が小学生だったころに保育の闇と言われ、解決策のなかった病児保育分野も、私が大学4年生の今は訪問型の病児保育ができるなど、選択肢が増え少しづつ解決に向かっています。

ここから15年後、私は母になっているかもしれませんが、きっと今は想像もできない選択肢も社会問題も生まれていると思います。
そんな15年後、30年後、100年後の未来に生まれてくる子どもたちが、少しでも幸せに暮らせる社会であってほしいと思い、JaSCAで今日もがんばります。

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