みかん狩り園でのこぼれ話~視点変われば新しいものが見えてくる~
2014.11.05
こんにちは。JaSCAスタッフのテツです。秋といえばみかんが美味しくなる季節。
そんなみかんと関係ありそうで関係ない話をお届けします。
私はこの時期、週末はみかん狩り園の手伝いで実家に毎週帰っています。
お客さんは家族連れが多く、小さなお子さんも多くみかん狩りを楽しんでくれます。
みかん狩りに来る意外な理由とは?
子連れのお客さんと話をする中で、みかん狩りに来る理由を聞いてみると、意外な内容がランクインしました。
「子どもにみかんが木になっているところを見せたかった」と答えた方が多かったのです。
更にその理由を深く聞いてみると、
「自分たちはスーパーでしかみかんを見ることがありません。
そうすると、みかんははじめからダンボールや袋に入っているものと子どもが思ってしまうんです。
木になっているみかんを見せて、収穫させて、どうやって自分たちの手元に届くのかを教えたかったんですね。」
これには、なるほどと思いました。
自分はみかんが木になるのは当たり前の感覚でしたが、見慣れない人にとっては新鮮なものに映り、更には教育にもなりえるのかと。
当たり前のものが実は強みや魅力的なものだったということですね。
視点が変われば、自分には見えなかったものが見えてくるものです。
他人の話をよく聞くということを改めて大事だと感じたエピソードでした。
文責:テツ