ある資格を取得するまでの合格体験記 前編
2015.02.25
こんにちは。JaSCAスタッフのテツです。
2月は受験シーズン真っ盛りですね。そういえば社会人になってから学習する時間というものが減ったなと感じています。
ふと、総合旅行業務取扱管理者という国家資格をとった時の話を振り返ってみました。
総合旅行業務取扱管理者とはどんな資格か
旅行会社には必ずこの資格を持った人が在籍していないといけないというものですので、旅行会社を営む上で必須の資格です。
国内旅行業務取扱管理者は、国内旅行のみを取り扱うことができ、総合旅行業務取扱管理者は国内に加えて海外旅行も取り扱うことができます。
なぜ取得しようとしたか
ズバリ、前の会社で必要だったためです。
旅行が好きだから、添乗員になって世界中を飛び回りたいという前向きなものではありませんでした。
合格のめやす
法令、約款、国内旅行実務、海外旅行実務の4つに分かれており、
それぞれで60%以上が合格ラインの目安になります。
つまり、まんべんなく学習する必要があります。
合格率は15%前後。果たして関心もない自分が合格できるものなのか、この数字が脅威でした。
学習開始
法令と約款は学習した時間に比例して点数も上がっていくので、
単純に問題数をこなしていけばクリアは容易でした。
この試験の合否は事実上、国内旅行実務と海外旅行実務の2科目でした。
国内旅行実務では、国内の観光地、祭りの開催月、JRの運賃計算が出題されます。
どれにも関心がなかったので苦労はしたものの、
まだ国内の話なのでどこかで聞いたことがあったりしたためなんとかなりました。
法令、約款、国内旅行実務はこれで心配はなくなりましたが、
残るは海外旅行実務でした。
最大の難関
それが海外旅行実務でした。
海外の観光地名、英文の新聞を読み解く問題など、本当に馴染みのないものばかりが出題されます。
いくら勉強しても頭に入ってこず、こりゃダメだと思ったものです。
しかし、発想を変えてみると合格への突破口が見え始めたのです。
(次回へ続く)